第2話

離れた家族👪

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2018/06/27 18:07

お母さん

そんなに言うなら貴方が変わりにやればいいじゃない！！

実のお父さん

俺は仕事で忙しいんだ！！！

お母さん

私だって仕事してるわ！ちゃんとお金も入れてるじゃない！

実のお父さん

君は好きな事をやっているだけだろぅ！！

お母さん

なんですって！？？

私の両親は毎晩こう言う喧嘩をするようになった。半年ほど続いていた。

仕事優先の父。
家庭優先の母。
よくぶつかってた。

実のお父さん

もういい。俺の前に一生現れないでくれ！

お母さん

それはこっちのセリフよ！離婚しましょう！

実のお父さん

あぁ！勿論だ！

お母さん

あなたは私が育てます！

仕事優先の父でも私の事は可愛かったらしい

実のお父さん

いいや！俺が育てる！

お母さん

自分の事もマトモに出来ない人に大切な娘を任せられる訳ないじゃない！

あなた

ママぁ？

お母さん

あなた！

あなた

どぅしたの？

この時私はまだ8歳だった。

実のお父さん

よし。あなたに直接聞こう。

お母さん

あなた。あなたはママとパパ。どっちと一緒に暮らしたい？

あなた

みーんな3人一緒はダメなの？

お母さん

……えぇ。

実のお父さん

どちらかを選びなさい。

あなた

それならあなたはママと暮らすぅ！！

実のお父さん

え…？どうしてだ！

あなた

だって…

お母さん

いいのよ？言っちゃっても。

あなた

パパ…怖いし。あなたと一緒に遊んでくれないもん

あなた

ママと居る方が楽しいしお仕事忙しくてもちゃーんと遊んでくれるもん！

あなた

だからママだぁーい好き！！

お母さん

あなた…。ありがとう。ママもあなたの事大好きよ。

実のお父さん

そ…んな…馬鹿な…

実のお父さん

女なんかに…負ける…とは…

実のお父さん

そうか。あなたも所詮女じゃないか！

お母さん

女と男で区別しないで下さい！

お母さん

行きましょ。あなた。

こうして両親は離婚した。
私は本当にパパが嫌いだった。

だから別に悲しくもなかった。

と言うよりあまり状況が分かってなかった。

私達二人はお母さんの仕事の調子がよかったので住んでいた所と同じ位のマンションに引っ越した。 
(場所は結構離れてた)

相変わらず家族優先のお母さんは第一に私の事を考えてくれた。

殆どなんでも買ってくれたし少しならワガママも聞いてくれた。

かと言って甘やかされた訳じゃない。
躾はきちんとされた。

片親でも殆ど不自由なく暮らしてきた

ある日お母さんが帰ってきた。

作者

離れた家族👪 
終わり
(↑ この話が終わっただけなので全体的にはまだまだ続きます)

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第3話引越し🚛

Jyua.

青春・学園
｢同じ｣｢違う｣

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。