田中 side
『 おはよ〜 』
京本「 おはよ 」
森本「 樹おはよ 。ねぇあなた見た? 」
『 あなた?見てないけど 』
髙地「 いつもなら来てるはずなのに〜 ... 」
確かに 、
いつもなら俺より先に来てるはずなのに 。
ジェシ「 えー休み? 」
松村「 あいつなら風邪になってでも来るだろ笑 」
『 あーありえそう ...笑 』
佐藤「 おはようございまぁす 」
京本「 あ 、あなたやっと来た!! 」
佐藤「 ごめんごめん 、遅くなっちゃった 笑 」
『 なんかあった? 』
佐藤「 んーん 、何もないよ?ちょっと寝坊しただけ 笑 (前髪触る) 」
『 ... そっか 笑 』
あなたが前髪を触りながら話してるときは嘘ついている時 。
多分それはきょもも知ってるはず 。
佐藤「 ちょっと自販機行ってくる 」
『 気をつけろよー 』
佐藤「 親か 笑 」
バタンッ
『 ...... なぁきょも 、あなた絶対嘘ついてるよな? 』
京本「 うん 、前髪触ってたし 、なんか元気なかった 」
ジェシ「 なんか嫌なことあったんじゃね? 」
森本「 大野くんにサシ断られたとか! 」
『 うわ 、なんか有り得る ( ) 』
髙地「 えーだったら俺らに言うんじゃない? 」
松村「 いやぁかならず言うとも限らないだろ 」
『 うーん ... 』
やっぱ大野くんにサシ断られたんかな ... ( )
あ 、帰ってきた
佐藤「 ただいま〜 」
『 おかえり 。 』
京本「 ... ねぇあなた 。なんかあった? 」
おおおついに聞いた!!
佐藤「 へ?何が? 」
京本「 なんか今日おかしい 。 」
佐藤「 ... 何もおかしくないよ?笑 」
ジェシ「 大野くんにサシ断られた?? 」
いやそれマジで聞くのかよ 笑
佐藤「 断られてません来週行きますぅ〜!! 」
森本「 じゃあ何があったのよ!!答えなさいよ!!( ) 」
佐藤「 オネエ口調やめて wwwww てか何もないって! 」
『 ほんとに? 』
佐藤「 ほんとに何もなi... (フラつく) 」
京本「 あなたっ 、! 」
松村「 おい 、大丈夫か? 」
佐藤「 だいじょーぶ 、だから 、 」
『 どれどれ〜 (おでこに手をつける) え 、熱くね? 』
京本「 え 、もしかして風邪? 」
佐藤「 ちがうし 、 」
ジェシ「 もう強がっても無駄だぞ 」
髙地「 俺とりあえず体温計借りてくるわ 」
『 うん 、頼む 』
佐藤「 でも 、今日少クラ 、 」
『 お前は休め 』
佐藤「 やだぁ 、、 」
風邪なのに出るってやばいだろ 笑
髙地「 借りてきた〜 」
『 さんきゅ 。ほらあなた 』
佐藤「 ... はい 」
佐藤「 はい 、測った 」
『 何度? ... え 、38.5!? 』
京本「 高っ!! 」
佐藤「 私の平熱38度だし 、 」
松村「 わかりやすい嘘つくなよ 笑 」
佐藤「 やだやだ少クラ出る〜!!! 」
『 あーもうわかった 、笑 河合くんに言ってくるから 』
京本「 え 、樹? 」
森本「 マジで言ってんの? 」
『 うん 。でもつらかったらちゃんと言えよ? 』
佐藤「 わかってる 、 」
うちの姫はわがままですからね〜 笑
俺らがサポートすればなんとかなる!!はず!!( )
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。