『私も、一緒にいられて嬉しい…っ』
松村「ん、知ってる笑」
『じゃあ,,そろそろ寝よっか』
松村「そうだね…あ、でもあなたはお仕置きして欲しいのか」
『へ』
松村「え?だっておねだりしてきたじゃん」
《お仕置きしてくださいっ、》
『あ、』
あの時のことがフラッシュバックする
松村「えー、どーしよっかなぁ〜」
『お手柔らかに…』
松村「じゃあ、俺のこと好きって言って?」
『え、それだけ?』
松村「んなわけないだろ、1個目のお願い」
『うぅ…っ、』
松村「言えないの?」
『…き』
松村「聞こえない」
『…すき』
松村「…まぁ、よしとしよう笑 じゃあ、次
は〜…」
『…北斗くん、私に遠慮とか、しないでね?』
松村「え?」
『…えっちなこと、とか』
松村「…は、いやいやいや‼︎ いきなりどうしたのさ」
『…彼女なんだから彼氏に喜んで欲しい…』
松村「…っ、そんなこと言われたら」
『だからね、?わたしも勉強するから、っ!』
ふわっ、っとわたしの体が北斗くんの香りにつつまれる
松村「…俺のこと、考えてくれてありがとう」
『っ、北斗く』
松村「でも無理はさせたくないし、
ゆっくり…ね?」
頭を撫でてくれたその手はすごく暖かかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。