一年前
あなた「わぁ…すごいおしゃれ…」
松村「あんま見ないで笑」
あなた「いてっ、ごめんなさい笑」
松村「とりあえず、中入って?」
あなた「お邪魔しまーす…」
確かあのとき…北斗くんはテレビをつけてて…
松村「うわ…これ見た?」
あなた「ん?」
松村「通り魔のニュース…ってここうちの近くじゃん!」
あなた「え…そうなの?なんか怖いね…」
松村「…今日、泊まってって」
あなた「へ?」
松村「危なすぎる」
あなた「私可愛くないし大丈」
松村「絶対ダメ!!」
あなた「…はい。」
あなた「北斗くん…お風呂上がりました」
松村「っ/// あ、サイズ大丈夫?俺のでごめん」
あなた「あ、うん!大丈夫!下は落ちてきちゃうから履いてないけど…」
松村「あー…じゃあ、俺も入ってこよっかな」
あなた「うん、待ってる!」
どうしても眠かった私は眠りに落ちた
松村サイド
松村「…おいまじで?」
あなた「スー…スー…」
松村「…なんで下履いてこないんだよっ/」
あなた「…ん…っ」
松村「っ、危な」
寝返りをうって落ちそうになったあなたを
焦って抱きとめる…
松村「〜っ/// 」
なんかっ、めっちゃいい匂いする
松村「なんでこんなに無防備なんだよっ…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。