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第6話

取り憑かれても
さとみ視点

俺が即座に気づけなかったのが悪かったのだろう。


ころんの方に目をやりすぎて、るぅとのことを気にかけれなかった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ジェル
ジェル
る、るぅと!やめ!
俺がころんを必死に起こそうとしている時に、そんな声が上がった
莉犬
莉犬
る、るぅちゃん!ジェルにぃが死んじゃうよ!
滅多に聞かない、莉犬の慌てた声まで。

俺は、急いで声の上がった方を見た。

そこには、るぅとがジェルの首を絞めている状況だった。

るぅとの目にはハイライトが入っておらず、暗い表情をしている
あぁ、これは取り憑かれたな

一瞬でわかった
さとみ
さとみ
莉犬、お前は離れとけ。
あぁ!ころんのことお願い
莉犬
莉犬
わ、わかった
莉犬は、ころんの所まで走っていき、ころんを大事そうに抱きかかえる
さとみ
さとみ
ジェル、なーくん!
るぅとの事押されて貰ってもいい?
ジェル
ジェル
ええで!
ななもり
ななもり
わかった
2人は、るぅとを床に押し倒し、足と手を押さえた
俺は、るぅとの上にまたがる
さとみ
さとみ
ふぅぅ、、、神よ我に力を
俺はそう言うと、聖水に親指をつけてる。

その親指をるぅとの額の少し右に置き、左にスライドさせた
るぅと
るぅと
ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙
苦しそうにもがき出す、るぅとを2人は一生懸命に押さえた

次に、額の少し上から、鼻筋を通るように下へ指を下ろしていく。

これで十字架の出来上がりだ
るぅと
るぅと
ヴガァァァ
最後の仕上げをしようとした時、るぅとが上半身をあげて俺に耳打ちした
るぅと
るぅと
オマエラハ、コロシアイヲスル。
ダレカ ヒトリダケ ギセイニナレバ
コノ クニ ヘイワ
さとみ
さとみ
、、、は?
意味がわからなかった。
俺ら6人の中で誰かが1人死ねばこの国が平和になる、、?

少し、イラッと来た。
最後の仕上げの額に十字架を当てる作業をする

本当は、軽く当てるだけでいいが、今回は、力任せに強く当ててしまった
るぅと
るぅと
ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙
い、痛い!
長い時間るぅとに十字架を当てる
莉犬
莉犬
ね、ねぇ、るぅちゃん痛がってるよ?
莉犬がるぅとのことを心配してそう言うが、これは多分、、、
さとみ
さとみ
悪霊が惑わせてるだけだ!
心配する暇があるならころんを起こせ!
莉犬
莉犬
ご、ごめん
莉犬は、何度も「ころにぃ」と呼んでころんを起こそうとする。

俺はそれを横目に、るぅとを十字架を当てた

後、10秒でるぅとから悪霊が抜けるだろう。




10秒後、るぅとは唸り声をあげなくなり、気絶した
さとみ
さとみ
ふぅぅぅ、終わったぁぁぁ
ななもり
ななもり
お疲れ様!何か飲み物取ってくるね
さとみ
さとみ
あ!じゃぁついでに救急箱持ってきて
ななもり
ななもり
、、、? わかった
なーくんは、「なんで救急箱?」みたいな顔をして取りに行った
ジェル
ジェル
さとちゃん、おつかれ
さとみ
さとみ
おぉ、ジェルもおつかれ
首、大丈夫か?
首に目をやると、手形の痣ができていた
ジェル
ジェル
ちょっと痛いけど大丈夫やで
さとみ
さとみ
そっか、それは良かった
さとみ
さとみ
後は、ころんが目を覚ませばいいんだけど、、、
俺は、ころんの方へ目を向ける。

莉犬が何度もころんに呼び掛けるが、ころんは起きる気配がなかった
さとみ
さとみ
、、、ころんはどうだ?
莉犬の横に座って聞いてみる。

しかし、莉犬は頭を振った

それにしても、1番窓から遠い席に座っていたのに、ころんだけがガラスで傷を負っているなんて、、、
ななもり
ななもり
さとみくん、救急箱持ってきたよ
さとみ
さとみ
あぁ、ありがとう
俺は、なーくんから救急箱を貰って、消毒液とガーゼ、包帯を出した。

痛いことが嫌いなころんの為に、気絶している今のうちに、傷の手当をする
ころん
ころん
ゔっ
少し、痛そうな声を上げるが、まだ起きていない。

俺は、手際よく手当をした。

頬に付いた深い傷。
ころんにだけ付いたガラスの傷たち

あぁ、きっと悪霊達はころんを狙っているのだろうなぁ
さとみ
さとみ
俺が守ってやるからな
ころんの頭を撫でながらそう言った
ジェル
ジェル
なぁ、さとにぃ。るぅとを部屋に連れていくけど、ころんはどうするん?
声を掛けられた方を見ると、ジェルが気絶しているるぅとをおぶっていた
さとみ
さとみ
、、、俺が連れていく
俺は、ころんをお姫様抱っこして部屋に連れて行った