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「 じゃあね、てひょん 」
TH「 おう 」
SY「 てひょん君っ!またねっ 」
TH「 うん、後でね~ 」
私との対応の差 .....(
「 スヨン、もしかして...てひょんに惚れた?笑 」
SY「 .../// 」
「 わーお。」
SY「 はぁ...ほんと、かっこいい 」
「 惚れ症め... 」
SY「 なんか言った?♡ 」
「 なんにも、言ってないよ♡ 」
SY「 でも、絶対無理だよね 」
「 なんで? 」
SY「 なんでって.....あの、てひょん様だよ!? 」
「 モテるよね。あの人。」
SY「 あの人って... 」
「 中学校の頃なんて、バレンタインのチョコの量、半端じゃなかったからね 」
SY「 まじか... 」
「 まぁ、全部返してたらしいけど 」
SY「 本命いたんじゃない? 」
「 ぽいよね 」
SY「 あ~...もう、今ので一気に自信なくした 」
「 頑張って 」
SY「 ...そういうあなたは、好きな人とかいないの? 」
「 元彼ならいたよ。好きな人は...今はいない 」
SY「 はぁ...!?あんた、彼氏いたの!? 」
「 スヨン、声がでかい 」
SY「 いや、いたの!? 」
「 スヨン?♡ 」
SY「 あは、ごめん 」
SY「 で、誰よ 」
「 ... 」
SY「 言わなかったら、今日の昼あなたの奢り 」
「 それは、駄目だ 」
SY「 じゃあ、言いなさい 」
「 それも、嫌だ 」
SY「 よし、じゃあ私が当ててみせましょう 」
「 あ、もう講義始まる 」
SY「 あっ、おい、逃げるなぁ~! 」
「 また、今度教えるよ 」
SY「 絶対だよ!? 」
「 はいはい 」
こんな風に話してる間にも、私の頭は
ぐぅで、いっぱいだった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。