第6話

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2018/10/14 12:23
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PM 21.00









TH「 あなた、そろそろ帰ろ 」



「 もう、9時!?やっば!早く行こ! 」









携帯の画面を開くと、恐ろしい程の着信。








それは、お母さんでも、お父さんでもスヨンでもなく








ぐぅからでした。








「 てひょん、私走って行くね 」



TH「 駄目、送る 」



「 でも、早く帰んなきゃ... 」



TH「 ぐがが心配だから? 」



「 え? 」



TH「 いっつも、弟弟って...俺の事も考えろよな 」



「 怒ってんの? 」



TH「 別に、俺ちょっとコンビニ寄ってから帰るから。」








てひょんは、パーカーのポケットに手を突っ込むと







足早にその場を去って行った。








「 ...もう、なんなの 」








別に、怒らせるような事言ってないよね?








「 意味わかんない。」








気付いたら、口に出ていた。








てひょんの、意味不明な言動を気にしながらも








私は急いで、家に向かった。









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