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「 んっ...!ぐぅ...っ、」
ぐぅの胸元を叩いても、相手は男。
ビクともしない。
それでも、必死に胸を叩く。
「 苦し...いっ、」
JK「 っ...ごめんね、ぬな...っ 」
ぐぅは、私を離すと逃げるように自分の部屋に駆け込んだ。
Jungkook side
ごめんね、ぬな。
あんな事するつもりじゃ無かったんだ。
ただ、" 反省 " してほしくて。
てひょにひょんが、羨ましかった。
ぬなと、タメ口で話せて
同じ学校に行けて
共通の話で盛り上がってるんだろうなって、
嫉妬してただけなんだ。
知ってた?ぬな。
僕、ぬなのこと " 1人の女性 " として
好きだよ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。