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あの後、私はショックのあまり気絶したようで、今家で大事をとっている。
お葬式の準備など、私とぐぅじゃ出来ないことは叔母さん達がやってくれた。
大学はしばらく休んだから、スヨンとてひょんとは会えていない。
月日は流れお葬式も終わり
私達にも、普通の日常が戻ってきた
...はずだった。
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ピンポーン
「 は~い 」
ガチャ
「 あ、...え、っと... 」
TH「 久しぶり 」
SY「 ひ、久しぶり! 」
「 ...久しぶり。どうしたの? 」
SY「 あ、その.....っ、」
SY「 あなた、ちょっと来て...っ 」
私はスヨンに引っ張られ外へ出た。
「 ...なに? 」
SY「 あ、あのねっ...私、」
SY「 彼氏できたから...! 」
「 .....え...? 」
てひょん...かな。
でも、スヨン...可愛いもんね。
てひょんも、好きになっちゃうよね...。
「 てひょんが彼氏?おめでと 」
素直に喜べないのは
どうして?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。