あなたside
さっきから私達は鬼舞辻に向かって技を出し続けているが、、、
私は左腕が無くなり、息が上がっている状態
いつもならすぐに再生するはずだが、鬼舞辻の攻撃は再生が遅くなる
ｸﾞｻｯ
ヤバイ
頸に、血が流し込まれていく
ｷﾞｭﾙﾝｯ
左腕が再生する。
冨岡義勇side
俺が上弦の参を倒した後、すぐに煉獄と炭治郎と一緒に鬼舞辻の元へ向かった
しかしそこには苦しんでいる姿の隊士
そして、殺気に満ち溢れているあなたがいた
それは、昔の鬼になった炭治郎のようであった
あなたは倒れている胡蝶に向かって走り出した
しかしすぐに分解できてしまい、胡蝶はぶっ飛ばされた
しかしちょうど加勢に来た悲鳴嶼さんが受け止めた
これを止めるには、あれしか...
俺だって、殺したくない
大事な、妹分だ。
それに錆兎とも約束した
あなたを守るって
あなたが俺に襲いかかった、はずであった。
俺を庇って前に出たのは...
炭治郎があなたの肩に噛みつき、彼女の鋭い爪が炭治郎の体に食い込んでいく
あなたside
私が炭治郎に噛みつくと、善逸に続き他のみんなも叫び始めた
勝己の声...？
違うな、違う
勝己はもっと、言葉遣いが荒いもん←
私はじっと待った
体が動かない
まさか、勝己の声が聞きたいから？
何でだろう
涙が溢れて
止まらないのは
何でだろう？
どんどん体から力が
抜けていく
あなたside End
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！