次の日...
私はうるさい目覚まし時計の音で目を覚ます
カチッ
今何時だろ...?
まだ7時だ
て事でおやすm(((((トントン
...誰じゃ朝から私の安眠を邪魔する者はぁぁ!?←
キャラ崩壊しちゃった、危ない危ない(((
あ、お茶子ちゃんと三奈ちゃんか
これに兄さんも居たらマジキレてたかm(((
マジか兄さん居たし←
しょうがないなぁ、起きるか。
ガチャ
...あちゃー、結構はだけてますねー
って、結構胸元凄い......
恥ずかしくなり周りを見ると、ちょうど勝己が部屋から出てきた
チラッとこちらを見ると、顔を真っ赤にしてそそくさとエレベータに乗って行った
あぁ、もうこれ今日絶対に一言も喋れないな...
私は竹の所為で最初から喋れんけど←
〜洗面所
洗面器の周りには女子達のメイク道具などが置いてある
お茶子ちゃん達はメイクしたりするけど、私は冷たい水で顔を洗っておしまい←
それにしても、この口枷めっちゃ邪魔やな...←
禰豆子ちゃんはよくこんなに着けて生活できたね。ストレスにならないのかな?
、
私は朝ごはんを食べないから、一度部屋に戻って学校の準備をしてからまた下に向かった
すぐに鞄から紙を鉛筆を取り出す
「普通の鬼は人を喰らって回復したりするけど、私の場合は人を喰らう代わりに寝て回復するから、ご飯もいらないの。」
それを上鳴くんに見せる
「後、頭を使ったりすると眠っちゃう」
これは、頭悪くなりそうだなぁ...
、
みんな朝ご飯を食べ終わり、やっと登校
私は日に当たると危ないから、兄さんが霧雲杉の箱を背負ってくれる
今の私は箱の中。
みんなの声はバッチリ聞こえる
箱の蓋(?)を蹴破って上鳴くんの鳩尾にクリーンヒット
〜学校
校舎に入ると、私は箱から出る
ズズズズズッ
めっちゃくちゃ聞こえてんだけど...
人を喰わないのは事実なんだからねー!
あっかんべーだ!←
、
え、ちょっと待って、あなたちゃんよく分からない←
気だるそうに説明してくれる相澤先生
必殺技...ね
え、どうしよう
呼吸も血鬼術も必殺技みたいなんだよなぁ
先生達がクラスに説明している間、私は1人で必殺技の事を考えていた
...
今の私の欠点:
①暴走を制御できない
②血鬼術に慣れていない
③すぐに寝てしまう
④喋れない←
...④はどうでもいいけど......
1番の欠点は①の「暴走を制御できない」かな...
必殺技は置いといて、今は暴走するのを自分で止められるようにしなきゃ
前は炭治郎の子守唄、この前は玄弥のおかげだったらしいから...
オールマイト......
トゥルーフォームだ...
私の所為で......!
私はその場で土下座した。
「ごめんなさい」
今すぐにでもこの口枷を取って、そう言いたい、謝りたい
オールマイトは私の手を握ってこう言った
涙を拭って、気を取り直した
共通点...
炭治郎が歌ってくれた子守唄は、昔よく母が歌ってくれた子守唄
大好きな子守唄だ
玄弥の場合は...声?
勝己の声が、心を落ち着かせてくれた
私は、勝己の声が、勝己が好きなんだ
「2つとも、私の大好きなものでした。」
「ひとつは、私の大好きな子守唄で、もうひとつは...
そこで手を止めた
いや、ね?←
恥ずかしくない?
...大好きな人の声でした。」
キャー言っちゃったー(棒)
それから色々アドバイスを貰い、その日の授業は終わってしまった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。