第92話

陸拾漆
3,026
2021/01/03 06:10
次の日...



私はうるさい目覚まし時計の音で目を覚ます
あなた
むぅ......
カチッ



今何時だろ...?
あなた
...むー......
まだ7時だ



て事でおやすm(((((トントン



...誰じゃ朝から私の安眠を邪魔する者はぁぁ!?←



キャラ崩壊しちゃった、危ない危ない(((
芦戸三奈
あなたちゃーん!朝だよー!
麗日お茶子
学校遅れるよー
あ、お茶子ちゃんと三奈ちゃんか



これに兄さんも居たらマジキレてたかm(((
切島鋭児郎
あなたはあの箱に入って登校しないといけねぇから早くしてくれー
マジか兄さん居たし←



しょうがないなぁ、起きるか。



ガチャ
あなた
むぅ〜...ウトウト
芦戸三奈
ちょ、ちょっと...とりあえず切島は見るな!!
切島鋭児郎
は!?ちょ...
あなた
麗日お茶子
あなたちゃん浴衣はだけとるで!?
あなた
むー...
...あちゃー、結構はだけてますねー



って、結構胸元凄い......



恥ずかしくなり周りを見ると、ちょうど勝己が部屋から出てきた



チラッとこちらを見ると、顔を真っ赤にしてそそくさとエレベータに乗って行った



あぁ、もうこれ今日絶対に一言も喋れないな...



私は竹の所為で最初から喋れんけど←







〜洗面所



洗面器の周りには女子達のメイク道具などが置いてある



お茶子ちゃん達はメイクしたりするけど、私は冷たい水で顔を洗っておしまい←



それにしても、この口枷めっちゃ邪魔やな...←



禰豆子ちゃんはよくこんなに着けて生活できたね。ストレスにならないのかな?








私は朝ごはんを食べないから、一度部屋に戻って学校の準備をしてからまた下に向かった
上鳴電気
あれ、あなたちゃんは朝ご飯食べねぇのか?
すぐに鞄から紙を鉛筆を取り出す


「普通の鬼は人を喰らって回復したりするけど、私の場合は人を喰らう代わりに寝て回復するから、ご飯もいらないの。」


それを上鳴くんに見せる
上鳴電気
「普通の鬼は人を喰らって回復したりするけど、私の場合は人を喰らう代わりに寝て回復するから、ご飯もいらない」って。
「後、頭を使ったりすると眠っちゃう」
轟焦凍
授業、大丈夫か...?
あなた
ビクッ...
これは、頭悪くなりそうだなぁ...














みんな朝ご飯を食べ終わり、やっと登校



私は日に当たると危ないから、兄さんが霧雲杉の箱を背負ってくれる
切島鋭児郎
何だこれ!?あなたが入ってても軽いんだけど!
今の私は箱の中。



みんなの声はバッチリ聞こえる
上鳴電気
え、あなたちゃんの体重何k((((ドカッ
箱の蓋(?)を蹴破って上鳴くんの鳩尾にクリーンヒット
あなた
むー...💢
峰田実
上鳴ぃぃぃ!!
爆豪勝己
早くしねぇと遅刻すんぞ。
上鳴電気
そんじゃ、学校へレッツゴー!
瀬呂範太
生き返ってるww








〜学校



校舎に入ると、私は箱から出る



ズズズズズッ
モブ
!?おい、あれってさ...
モブ
嗚呼、ヒーロー科1年の切島あなただよ...
モブ
鬼になったのって本当だったんだな...
モブ
鬼を滅してこその鬼殺隊だろ?いいのかよ、柱が鬼になって...
モブ
人を喰わないから良いんだとか。
モブ
んなの嘘に決まってんだろ、神野区で暴れてたし。
あなた
......
めっちゃくちゃ聞こえてんだけど...



人を喰わないのは事実なんだからねー!
あっかんべーだ!←
爆豪勝己
(アイツ、何やってんだ...?)











イレイザーヘッド
先日話したと思うが、ヒーロー科1年A組は仮免取得を当面の目標にする。
1-A
はい!
え、ちょっと待って、あなたちゃんよく分からない←
イレイザーヘッド
切島妹は、居なかったんだよな...
気だるそうに説明してくれる相澤先生
イレイザーヘッド
そこで今日から君らには、1人最低でも2つ......"必殺技"を作ってもらう。
必殺技...ね



え、どうしよう



呼吸も血鬼術も必殺技みたいなんだよなぁ
イレイザーヘッド
コスチュームに着替え、体育館γガンマに集合だ。
先生達がクラスに説明している間、私は1人で必殺技の事を考えていた
あなた
(新しい型でも作る?でも16個も既にあるから...)
あなた
(新たな血鬼術?)
あなた
(無理無理無理)ブンブンブンッ
緑谷出久
切島さん...?






...


あなた
......
今の私の欠点:


①暴走を制御できない

②血鬼術に慣れていない

③すぐに寝てしまう

④喋れない←



...④はどうでもいいけど......



1番の欠点は①の「暴走を制御できない」かな...



必殺技は置いといて、今は暴走するのを自分で止められるようにしなきゃ



前は炭治郎の子守唄、この前は玄弥のおかげだったらしいから...
オールマイト
切島少女。
あなた
!!......むー...
オールマイト......



トゥルーフォームだ...



私の所為で......!
あなた
っ...
私はその場で土下座した。
オールマイト
!?...切島少女......
あなた
むー......
「ごめんなさい」



今すぐにでもこの口枷を取って、そう言いたい、謝りたい
イレイザーヘッド
...おい、切島、何して......
オールマイト
切島少女、いいんだ。そんなに自分を責めないでくれ。
あなた
むぅ...グスッ
オールマイト
過去は過去だ。それに...
オールマイトは私の手を握ってこう言った
























オールマイト
次は、君達の番だ...!
あなた
!......むー!!コクッ
涙を拭って、気を取り直した
オールマイト
暴走するのを抑えてくれたものに、何か共通点はないかい?
あなた
むー......
共通点...



炭治郎が歌ってくれた子守唄は、昔よく母が歌ってくれた子守唄



大好きな子守唄だ



玄弥の場合は...声?



勝己の声が、心を落ち着かせてくれた



私は、勝己の声が、勝己が好きなんだ



「2つとも、私の大好きなものでした。」
オールマイト
大好きなもの...?
あなた
コクリ
「ひとつは、私の大好きな子守唄で、もうひとつは...



そこで手を止めた



いや、ね?←



恥ずかしくない?



...大好きな人の声でした。」



キャー言っちゃったー(棒)
オールマイト
(青春ッ!)
それから色々アドバイスを貰い、その日の授業は終わってしまった。





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