もうすぐドラマの放送が始まる…ということで
ドラマの番宣があり、わたしと廉くんは
いろんなテレビに出演させてもらう
〜某番組〜
司会
「今日は今週(木) 21時より放送開始 "君といた時間"
から永瀬廉さんと一ノ瀬あなたさんに
来ていだきました!どうぞー!」
パチパチパチパチパチパチ
司会
「いよいよドラマが放送されるとのことですが
撮影の方はどうですか?順調でしょうか?」
司会
「恋愛ドラマ初挑戦、顔面国宝の永瀬さん!笑
そしてなんと言っても異例のデビューで
今大注目を浴びている一ノ瀬さんの初ドラマ!
おふたりともお互いのことはどう思ってますか?」
2人でハモってしまい顔を見合わせて笑う
司会
「息ぴったりじゃないですか!
聞くまでもなかったようです。笑」
現場にみんなの笑い声が響く。
わたしはなんだか嬉しかった…
笑顔の廉くんをみて "かっこいい" 素直にそう感じた
司会
「はい!ここでなんと、お二人の現場の様子を
ドラマの関係者の方に聞いてきました!」
司会
「まず、こちら!スタッフAさんから。」
映像が流れる。
司会
「とのことですが、どうでしょうかーー??笑」
司会
「これは、もうあれですね…
こちらからはなにも言えないです!笑
本当に仲が良いということを皆さんにお伝えします!笑」
「続いては、こちら!共演者Bさんからです」
映像が流れる。
司会
「ということで、
本当にこの2人が仲良いとわかったところで
番宣の方お願いします!笑」
司会
「永瀬廉さん、一ノ瀬あなたさんでした
ありがとうございましたー!」
カメラに向かって手を振り、
スタッフさんからのOKでーすの声が聞こえて
無事に終わった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。