第115話
No.113
2人での生活が始まって2週間。
お互い仕事で大変だけどなるべく2人の時間を
大切にして仲良く過ごせている
わたしは朝ごはんを作りながら寝室に向かって叫ぶ
寝室からはだるそうな声が聞こえる
お皿に朝食を盛り付けて寝室に向かう
バサッッ
廉から布団をはがす
そう言い部屋を出ようとしたとき
ギューッ
廉に後ろから抱きしめられた
大好きな声が耳に入り
ドキッ としてしまう
付き合って1ヶ月、同棲して2週間
慣れたはずなのに廉にはたくさんドキドキする
首に回された廉の手の上に自分の手を重ねる
小さい声でそうつぶやきくるっと振り向いて
廉の頬を両手で包み少し背伸びしてキスをした…
廉はびっくりした顔をして動けなくなってるようだった
そう言って廉を部屋に残して玄関に向かおうとした時
グイッ
手首を掴まれ引き寄せられバランスを崩す
こけないように廉がわたしを抱きかかえ支えてくれた
そして少し強引に唇を合わせてくる…
苦しい…
そう思っているとやっと離してくれた
バタン
わたしは強引に家を出てきた
ほんっと朝からなにしてんのよ…///
そう思いながらも嬉しい気持ちもあり
こうやって毎日好きな人といれる幸せを
噛み締めながら仕事に向かった
強引になりますが
次で完結にしようと思います!!!