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第79話

No.77
--------------------紫耀side--------------------


部屋の奥から聞こえた



あなたちゃんの声は



廉の名前を呼んでた…



俺は中に入れず握ってたドアノブをそっと離した…




気づかなかった。



廉の名前をよぶってことは…



廉となんかあったってことかな…






楽屋の前で下を向いて考えてると急にドアが開いた





(なまえ)
あなた
きゃあ!!
平野 紫耀
平野 紫耀
わあっ!!!
(なまえ)
あなた
びっくりしたー!!
平野 紫耀
平野 紫耀
俺もびっくりした!!


目は赤くて涙のあとも残ったままなのに



無理して笑顔を作ってるあなたちゃんが立ってる
(なまえ)
あなた
よし!やるぞ!!! ニコッ


両手で自分の頬を叩きながら出てこようとする





そんな彼女を










俺は











部屋の中に押して










扉を閉めた






パタ…ン











ギュッ












思いっきり抱きしめた






(なまえ)
あなた
キャッ…
紫耀…くんッ?





あなたちゃんのうなじに顔をうずめて腕に力をこめる





(なまえ)
あなた
くっ…くるしい…




腕の力をゆるめて





ゆっくり離す






平野 紫耀
平野 紫耀
俺じゃ…ダメ…?
辛い時…そばに…いたい




そう言って顔を近づけていく…






首を傾けて目を閉じる






お互いの息が顔にかかる距離…







唇が重なるまで数センチ…










(なまえ)
あなた
ダ…メッ…



あなたちゃんが俺を押して離れる…



(なまえ)
あなた
こ…ここで、
ド…ドラマの練習?
もう!!びっくりするやん!笑
次は間違えずにちゃんとするから!
だから、ほら戻ろう! ニコッ




あなたちゃんは俺を見ながら引きつった笑顔で話す






ここでかっこよく告白…






なんてそんなことできなかった




廉のことを好きなんじゃないかって思って




でもそんなこと信じたくなくて




聞かなかったこと…知らないことに…




しようとしてた。




俺はまだ振られてないって言い聞かせたくて






情けないけどそう思いたかった…







平野 紫耀
平野 紫耀
えっ…
あっ…
バレちゃったか!
なりきってたのになー笑




苦し紛れの嘘。




いま、ちゃんと笑えてるかな?




冗談だったってごまかせたかな?



(なまえ)
あなた
紫耀くん、めっちゃうまいわ!
一瞬ドキッとしたもん//// ニコッ



そう言って俺を覗き込んでくる




反則だよ、ほんと





そんな笑顔みたら抱きしめたくなる





離したくなくなる





自分の欲をグッと抑えて




俺はあなたちゃんの後を歩きながら



ゆっくりと2人でスタジオに戻った