スタジオに入って元気に挨拶して
すぐに紫耀くんとこに駆け寄る
紫耀くんに渡す
紫耀くんが笑顔でわたしにお礼を言ってくれる
紫耀くんの笑顔を見てかわいー///って思ったのは内緒…笑
映画の撮影はいつも通り順調に終わり
紫耀くんと別れてお互い別の仕事に行く
--------------------紫耀side--------------------
あなたちゃんにご飯作ってもらえちゃった
なんか付き合ってるみたいっていうか
結婚したらこうやってお弁当作ってもらえるかも
って考えたらニヤけてきた////
早く食べたいなー。つぎの現場で食べよかなー。
そう思ってマネージャーと次の現場にいく
移動の車に乗り、携帯を触りながら車に揺られていると
マネージャーが話しかけてきた
マネージャー
「ねぇ、紫耀ってさあなたさんが好きなの?」
マネージャー
「やっぱり好きなんだ…」
マネージャー
「悪いことは言わないからやめときな?」
そう言われて俺は一瞬で笑顔が消えた
マネージャー
「えっ…あっ…ほら大事な時期だしバレたら大変じゃん?
何か起こったりどうにかなる前にやめよう?」
そんなん言われなくても俺が一番わかってる
あなたさんが俺を好きじゃないことも
ジャニーズって肩書きがある以上自由に恋愛するのが
よくないってことも…でも、もう無理だよ
あの笑顔とか声とか仕草に俺は夢中だから。
悲しそうに笑う紫耀を見てマネージャーは
何も言えなくなる…
あなたさんは廉が好きだと思うよ。
だって車に乗ったあの日、廉の名前呼んでたから
なんてとてもじゃないけど言えなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!