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第86話

No.84



颯人は驚いたわたしを優しい目で見つめながら話す
石川 颯人
石川 颯人
仕事辞めてなんて言わない…
俺が東京に来てあなたを支えるから!
だから、、、だから…
一緒にいて欲しい…
俺と…また…一緒にッッ…
いや…一生そばにいてほしい







ゆっくりとひとつひとつの言葉を絞り出すように話して








颯人はわたしを強引に引き寄せ





ギュゥッッッ







さっきとは違い強く抱き締める…
(なまえ)
あなた
は…や…とッ


わたしが名前を呼ぶと抱きしめられてる腕が緩む



石川 颯人
石川 颯人
俺から"結婚は辞めよう"
そう言ったのに忘れられなくてさ?
夢を応援しよう、そう思って
送り出したつもりだったのに…
テレビに映るあなたを見ては…
後悔ばかりしてた。




颯人は下唇を噛み締めながら苦しそうに話す





沈黙が続き、時間だけが過ぎる





廉くんに会えるって浮かれてたわたしはもういない





颯人の想いを聞いてしまい心が苦しくなった





でも言わなきゃ…




ちゃんと。







わたしは沈黙を破る決意をして静かに深呼吸をした


(なまえ)
あなた
フゥーッ。
ごめん…
颯人とまた、、、
って言うのは考えられない…




"わかってたよ"




そう聞こえてきそうな感じで颯人は微笑んだ





石川 颯人
石川 颯人
フッ…
俺、ほんと馬鹿だな…
東京まで来てここまでしてさ?
なによりあなたにこんな顔させて。
なにやってんだろ。



そう言うとしゃがみこんで頭を抱え込む





わたしも同じようにしゃがんで話しかける




(なまえ)
あなた
東京に出て来てすぐはさ…
全てが初めてでうまくいかなくて
辛かったし、よく泣いてたし笑
大阪に戻りたい、帰りたい、やめよう
そう思って何度も逃げ出したくなった…
でも颯人があの時背中押してくれたから
今の私がいてこうやって笑えてる。
ぜーんぶぜーんぶ颯人のおかげだよ?
(なまえ)
あなた
いろいろあったけど…
わたしは颯人とは一緒にいれない。
もう恋人に戻るつもりもないし
結婚することも考えて…ない。
ごめんなさい。



正直な気持ちをわたしはちゃんと話した




真っ直ぐに彼の目をみて真剣に。




石川 颯人
石川 颯人
ほんとに好きだった
今でも愛してる…



わたしの頬に手を添えて静かに話すと






悲しい目をしながらそっと手を引いておろす





石川 颯人
石川 颯人
ごめん…
急に来て驚かせて
変なことまで言ってさ。
(なまえ)
あなた
いや…
わたしこそごめん。
最後のお別れするとき
こうやって会って面と向かって
ちゃんと話してなかったしさ…
甘えるのやめなきゃって思って
急に一方的に告げて連絡やめたから…




"ううん"


そう言ってくれたかのように



颯人が笑顔で首を横に振る




石川 颯人
石川 颯人
あぁーーー。
振られた!!
俺は振られたー!!!笑
静かでクールな颯人が急に叫び出す…笑
(なまえ)
あなた
ちょっと!!
叫ばないでよ!笑




2人で笑いながら立ち上がる





石川 颯人
石川 颯人
頑張れよっ! ニコッ
ずっと応援してるから!
(なまえ)
あなた
ありがとう…
もっともっと頑張って
すんごい女優になるから ニコッ
石川 颯人
石川 颯人
連絡…
嫌じゃなかったら、して?
もちろん友達として!!!
そのつもりでだから…さ?
(なまえ)
あなた
わかったよ ニコッ
また連絡するから!
颯人もしてね?
石川 颯人
石川 颯人
おぅ!
じゃ、帰るわ。
ほんとにありがとう。また!
(なまえ)
あなた
こっちこそありがとうね。
またね ニコッ



颯人が手を振って歩いて行く




わたしも手を振り…



ひとまず駐車場入り口まで戻る。






彼が見えなくなるのを確認すると大きなため息が出る








(なまえ)
あなた
はぁーっ。





すごく疲れた…





まさか颯人が来るなんて…






しかもまだわたしを好きでいてくれたなんて…











ってか!




廉くん!!!!





そう思い携帯を見ると






廉くんからメッセージが来てた







永瀬 廉
永瀬 廉
(LINE)

ごめん。今日無理なった
また連絡する





    













このとき、わたしは知らなかった









颯人とのやりとりを誰かが見てたなんて…