スタジオに2人の笑い声が響く
すっかり打ち解けて話が弾む。
男性スタッフD
「お待たせしました!!
永瀬さん、あなたさん、
スタンバイお願いしまっす!!!」
いよいよ撮影が始まる。
スタッフさんたちが
私たち2人を見てクスクスと笑ってる。
カメラマン
「じゃ、まずここでこういう感じで〜」
撮影が始まる。
急に顔つきが変わる廉くんをみて
ドキッ とする…
廉くんに後ろから抱きしめられたり
顔を近づけて見つめあったり
手を繋いでみたり
撮影は思ってたよりもスムーズに進んでいく。
あっという間に撮影が終わった。
スタッフさんたち
「お疲れさまでしたーーー!!!」
撮影も無事に終わり
スタッフさんたちは片付けを始める
井上さんが私に駆け寄ってくる。
井上さんがそう言って私はうなずいた
そして帰ろうとした時だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。