プルルルルップルルルルッ
??「はい」
「ぁ…もしもし…//」
??「ん、?」
「田中…樹くんであってますか、?…///」
田中「あ、らぶほの定員さん?」
「そうです、…お電話させて頂いたんですけど…良かったですか、?」
田中「全然いいよ、 むしろ今暇だったしさ~」
「良かった…//」
田中「どこかカフェで合流しない?」
「いいんですか、?」
田中「色々聞きたいこともあるしね」
「じ…じゃあ…//」
「あ、、!」
田中「よ、」
白ティーにデニムに黒のキャップ…
かっこいい…//
田中「ん、?笑どした?」
「…//カッコいぃです…//」
田中「ありがとな笑」
「…//」
田中「何飲んでんの?」
「カフェラテ、」
田中「1口ちょ~だい」
ゴクッゴクッ
「ふぇッ…//」
田中「んふッ笑美味しぃね笑」
「…///」
田中「ふふっ笑」
田中「名前なんて言うの?」
「佐藤あなたです、」
田中「あなたちゃんでいい?」
「はぃ(о´ω`о)」
田中「俺は田中樹です」
「知ってます…笑///」
田中「ふふっ笑」
田中「聞きたいことあったらなんでも聞いて?言える範囲で言うから」
「…、彼女いた事ありますか、?」
田中「いきなり?!笑」
「…ぁ…ごめんなさい…」
田中「いいけど…笑、」
田中「…嘘は言えないからね~…」
そう言ってる顔は…何故か切なそうで…
田中「…あなたちゃんにはあんまり言いたくないかな…」
そうやって…断られちゃいました…
「じ…じゃあ…、」
「初体験もう終わりましたか?」
田中「ちょッ笑!!なんでそういう質問ばっかなの?!笑」
「ファンだから…気になるじゃないですか、?…好きだから…」
田中「じゃああなたちゃんはどう思ってるの?」
「わ…私、?」
田中「そ」
「…多分…」
田中「じゃあ今思ったことが正解かなぁ~」
「…、そうですか…」
○| ̄|_…
卒業してるんかい…
田中「あなたちゃんて何歳なの?」
「25です…、樹くんと同い年です、」
田中「なんか樹くんって呼ばれると萌えるね…//笑」
「…//」
田中「あなたちゃんは卒業したの?」
「…樹くんはどう思いますか、?」
田中「…多分…らぶほの定員さんだから~…卒業しちゃったのかなぁ…」
「じゃあ…それが正解で」
田中「そっか~…」
ほら…また切ない顔してる…
なんで、?
なんでそんな顔してるの、?…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。