田中「ふ~ん…こんなところで見てるんだぁ」
「…、」
田中「俺が入ってくるのも見た、?」
「…まぁ…、」
田中「…ごめんね、?…」
「ううん、大丈夫、」
田中「俺の膝乗りなよ」
「仕事中です、笑」
田中「だってずっと朝までこんなの見てるんでしょ?」
「たまに出たりするよ?、」
田中「ん~」
田中「てかまだ客来ないの?」
「5時だからね、」
田中「いつも何時がピーク、?」
「ん~…、7時から12時とか、?」
田中「ふぅん…」
田中「ならここあれだね。無料でAV見放題」
「樹くん、そのワードだめです」
田中「だめ、?笑」
「私は見ても楽しくないから…笑、」
田中「あっそ~」
「ん、ほらお客さん」
田中「ほんとだ~」
田中「意外と美男美女✨」
「樹くんあんまりじっくり見ないでね、?」
田中「んふッ笑思春期の男の子にそれは無理だなぁッ♡」
「…、」
田中「お、また入ってきた」
「樹くん~…」
田中「あ、ほら!」
「樹くん、?笑」
田中「え…この部屋何、?!」
「あ、そこは~、学校の教室風、?」
田中「ここは、?!」
「SMプレイ、…」
田中「やっべぇ…ここのHOTELすごいね、」
「そう…、、笑…、?」
田中「今度2人で来ようよ」
「、?!ちょッ…、!//前に2人でお出かけしないって約束しましたッ、!笑」
田中「…(´-ε-`)ちぇっ…」
「…、ふぅ…笑、」
田中「まって…このカップルやっばい…」
指を少し咥えながら肘を着いてモニターを眺める…、
「…、」
田中「ねぇ…」
「ん、?」
田中「トイレ借りてもいい、?」
「…うん、そこのドア開けたところ、」
田中「ごめ、!…」
急いでこの部屋にあるトイレへ
しばらくぼーっとモニター見つめてると…
『あぁッ…///…、ん…、//』
「嘘ッ…、//…」
樹くんが…、//…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。