ピ-ンポ-ンッ🔔
??「はぁい」
ガチャッ🚪
ママ「あら、あなたちゃん」
「ママ久しぶり」
田中「…初めまして、田中樹と申します、」
ママ「え~、?!…、嘘だと思った~、!」
「まぁ…笑、…、、」
田中「アイドルしてます」
ママ「テレビでよく拝見させていただいてますよ」
田中「ありがとうございます、」
ママ「ほら、部屋入って~」
「ありがとう~」
田中「お邪魔します」
今日のじゅりくんは…
いつもの白ティーデニムじゃなくて、
それなりにビシッとした格好で、
うん…カッコいぃ…
??「ふぇっ…、?!?」
「ぁ…、お久しぶりです」
義姉「あなたちゃん久しぶり☺」
義姉「どこでそんな…じゅりくんと…、、」
田中「あ、…、〇〇さんですよね…、?」
義姉「ぇ…名前…」
田中「全部あなたさんから聞いてます、」
義姉「ほんと、?!…あの…ファンです…、、」
田中「あはっ笑//知ってますよ笑」
「…、」
兄「あなた久しぶり」
「お兄ちゃん…」
兄「嫉妬してんの?笑」
「別に、…」
兄「にしても…芸能人と付き合うとかすげーよなー」
「うん…」
じゅりくんと義姉さんのところから…楽しそうな声が聞こえて…、、、
無理…嫉妬で死ぬってこのことだわ…
ママ「あなた、じゅりくんこっちいらっしゃい」
ママ「パパ待ってるよ」
「ぁ、うん」
田中「ちょっとごめんね、」
義姉「ううん、」
「ただいま~」
パパ「お、おかえり」
田中「お邪魔してます、」
パパ「初めまして」
田中「初めまして、田中樹です」
パパ「うん、あなたから聞いてたよ、
あんまり緊張しなくていいよ笑、」
「…」
ママ「ほんとに付き合ってるの、?笑」
「え、?」
田中「、お付き合いさせていただいてます」
ママ「ほんと、?笑」
パパ「じゅりくんもまた来てね」
田中「ありがとうございます😁」
ママ「今日はもう帰るの?」
「私明日仕事だし…」
ママ「そっか、」
義姉「じゅりくんまた話してね」
田中「うん、いつでも」
「…」
ママ「気をつけて帰ってね」
「うん、」
田中「ありがとうございました」
ママ「今度はご飯も食べて行ってね」
田中「はい😊」
田中「すげぇ賑やかな家だね」
「うん、」
田中「〇〇ちゃん思ったより綺麗だったし」
「良かったね」
田中「結構昔から応援してくれてるみたいでさ」
「へ~」
田中「普通にかわいい」
「良かったね」
田中「ご飯食って帰る?」
「ううん、家で適当に食べよ」
田中「なんか怒ってる?」
「怒ってないよ、笑」
田中「怒ってんじゃん」
「信号青だよ」
田中「嫉妬してんの、?」
「してないって笑、」
田中「…」
どこに行くのかと思えば…、、、、
コンビニに入っていって、
田中「もう怒んないで」
「怒ってないって…」
田中「顔、ほっぺ膨らんでる」
「…」
田中「嫉妬したんでしょ?」
「…、、したよ…」
田中「かわいい」
「…」
田中「ちょっとまってて」
田中「ほら」
「…、ありがと…」
私が好きなカフェオレを買ってきてくれて…、、
田中「機嫌直して、?笑」
「…別に怒ってないし…」
田中「じゃあ〇〇ちゃんの話もっとしていい?」
「…なんで〇〇ちゃんって呼ぶの…」
田中「いや〇〇ちゃんが」
「…、、なんで…じゅりくんって呼ばせてんの…」
田中「あっちが勝手に、」
「じゅりくんって言っていいのは…私だけなのに…」
田中「…」
「何となくわかってたけど…、、」
「私以外にあんな…優しい…かっこいい顔見せないで欲しかった…」
田中「ごめんな、?」
( ´・ω・)/ポンポン
「私より…綺麗なのは分かるけど…、もっと…私の事見てよ…」
田中「あなたのことちゃんと見てる」
「…、、」
田中「あなた以外可愛い人なんか居ないよ」
「…別に…可愛いとか言って欲しいんじゃなくて…」
田中「愛してる」
田中「あなたのことだけ愛してる」
「…、、」
チュゥッ…
田中「おうち帰ってゆっくりしよっか」
そう言ってハンドルを握るじゅりくん…、、、、
「待って…」
チュッ…
体を乗り出してじゅりくんにキスをすれば…
田中「足んない」
頭をホールドされて…、、
ちょめちょめして…//笑、
田中「帰りますか、?笑」
「ほぉい…//」
じゅりくんじゃないと、多分私はお嫁に行く挨拶にすら行けないんだと思います笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。