「じゅりくん、!」
田中「ん?」
「ワンピース買ったの!」
田中「…へ~」
「最近、買ってなくて思いきってブランドの買ったの!」
田中「そうなんだ、」
「…、似合ってる、?」
田中「似合ってるんじゃない?」
は?…誰に聞いてんの…、?
似合ってるんじゃない??…何それ…
似合ってないんじゃん…、
ピ-ンポ-ンッ
「はぁいっ」
松村「やっほ~」
田中「お前来る回数多くね?笑」
松村「お前に会いに来てんじゃねーよ笑」
松村「あなたちゃんに会いに来たの」
「ふふっ笑」
田中「んだよそれ…」
「お茶飲む?」
松村「ありがと~」
最近、北斗くんがよく来る
どうせ暇だし…、嬉しい♡
「ねね、」
松村「ん?」
「新しいワンピース買ったの、どう?」
松村「似合ってるじゃん!可愛い♡」
「ほんと?!嬉しい😆」
松村「ほんとに似合ってるよ」
「良かったぁ…、似合ってないかと思った、」
松村「…、?」
「友達と遊びに行く約束してて、何着ていこうか迷ってたんだよね、」
松村「可愛すぎてナンパされるんじゃない?笑」
「そんなことないよ、!笑」
松村「俺だったらなんぱしちゃう笑」
「えへっ、//笑ありがと、」
松村「ホントのことだし笑、」
「んふっ笑」
田中「…、北斗何時に帰んの?」
松村「まだ来て10分なんですけど笑」
田中「…、」
松村「わかった、じゅり嫉妬してんだ」
田中「は、?!」
「ぇ、?」
松村「俺があなたと盛り上がってるから」
「そんなわけないで…」
田中「…んなわけねーよ…///」
「ふぇ…笑、、」
松村「ね?笑言ったでしょ?」
田中「だから違うって、!//」
松村「結局こうなって俺邪魔になっちゃうんだから…」
「もう帰っちゃうの、、?」
松村「今度は俺の家おいで」
「うん!」
松村「ったく…世話焼けるわ…笑」
「…、、、」
田中「…別に…嫉妬じゃないから…」
「……あそ…、」
田中「…似合ってるよ、ワンピース」
「…遅いよ…、」
田中「ねぇ…ごめんね、?」
ギュゥッ
「ほくとくんより先に言って欲しかった…」
田中「ごめん、」
「本当は…似合ってない、?」
田中「超可愛い」
「…、」
「可愛いって思ってるのにあんなに素っ気ないんだ…」
田中「ねぇごめんね、?」
「…、、ずっと怒ってる…、」
田中「めんどくせぇよ笑」
「…本当は友達と遊びに行くんじゃないの、」
田中「え、?」
「じゅりくんに見て欲しくて買った…」
田中「っ…ほんっとに嬉しい…///」
「…//…思ってないくせに…」
田中「思ってるって…//」
「どこが?どこが可愛いの?」
田中「…顔」
「ワンピース関係ないじゃん、!」
田中「可愛いって。世界一可愛い」
「…//」
田中「俺がまたかわいい服いっぱい買ってあげる」
「…そう言って…まだピアス買ってくれないね…」
田中「覚えてた、?笑」
「…そうやって適当にいつも私の事扱ってるんだって思うよ、?!」
田中「違うって笑嘘だから笑」
田中「ちゃんと注文したよ」
「…ほんと、?」
田中「来週には届くと思う」
「…///…ありがとっ…」
田中「ワガママだけど大切な彼女だから笑」
「ワガママは余計です、!//」
田中「あはっ笑///」
田中「ごめんごめん…//笑あはっ笑…//」
ヾ(・ω・^ヾ)ワシャワシャ♡
「髪崩れちゃう、!///」
田中「家にいんだから気にすんな笑」
「好きな人の前だから、!!…じゅりくんはもっと気を使って、!」
田中「俺は好きな人には自分をさらけ出す派」
「…//あっそ…」
田中「だからあなたの前ではもうちょっとしっかりしておこうかなぁ~」
「…ばか…」
田中「何が笑」
「好きな人、私でしょ?」
田中「新しく出来たかもね笑」
「…ほんっとに今日許さないからっ…、!」
田中「あはっ…//笑可愛いっ//笑」
ぎゅぅっ
田中「全部嘘だからぁ笑」
田中「信じてよぉ~笑!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。