俺は厳重な手錠を、足首と手首につけられていた
場所は薄暗く、ボロい家具がちょこちょこあり、
見たところ廃墟の中だとわかった
起きたばかりで、気づかなかったが、
男の後ろには人が大勢いた。
奥を見ると、ネロは大勢の男達に囲まれながら寝ている
そう言いながら、部屋にあったボロいテレビをつける
テレビにはシルエット化してる1人の人物がでてきた
そう、エラーが言った瞬間、男達はニヤつき
ネロに近づく、俺たちが話してる時には、
ネロは起きていたらしく、とても困惑していた。
ネロの言葉は相手の耳には届かず、
男達は不気味に笑いながら、ネロの身体を触り始めた
ネロはもがくが相手は大人の男、しかも複数人
敵うはずもなかった。
俺は必死に腕に力を入れ、手錠を壊そうとするが
この手錠は、とてつもなく頑丈なため、
壊すことができない
笑い声が部屋中に聞こえる。
1人は狂ったように、1人は自慢げに、他は楽しそうに
今使う時だ。能力を封印なんて、破ってやる
髪が本来の色に戻る
髪が戻った瞬間俺は手錠をぶっ壊し
目にも止まらない速度でネロを助けた
ネロの服はボロボロになり、
ネロ自身は泣いていた。
俺が安心した時、小さな爆発音がした。
爆発音は、ネロ...か、ら...した.....
ネロは口から吐血した。
俺は状況が分からないでいた
俺はようやく理解した
そして、俺はこの時、ネロがもう、
呼吸をしていないことに気がついた。
俺は絶望した
俺はネロに対して色んなことを抱いていた。
どうしたら助けられる
俺のせいで
ネロごめん
俺は何も出来なかった息をしてくれ
だが、そんな感情はひとつの感情によって
消えた。
ひとつの感情、それは「殺意」だった
そいつが後ろを見た時、
目に映るものはただの赤い部屋、
真っ赤に染まった部屋だった
そいつは殺意に気づき後ろを向く。
その瞬間、そいつは首を捕まれ、
片手で持ち上げられていた
俺はそいつを落とし、一撃を入れる
俺の封印していた能力は、「極限」
限界ギリギリまで、増加、減少させる能力
その極限を付与した一撃必殺、「極限・一撃必殺」
すなわち最大威力
最大威力の一撃必殺は普通のとは
違った効果が生まれる。
一撃必殺「破」の場合は、空間を破壊する!
極限を相手に付与したため、
相手はものすごい痛みを
1秒で済むものを何十分も食らっただろう
そして、強大な威力で建物が崩れ始めた
そして最後に俺は告げる
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。