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第1話

卒業
君の卒業、それは僕にはどうすることも出来なくて、どうしようもなく辛いことだった。




テレビのなかの彼女はどこか大人しくて、
緊張してるけどにこにこしてて、とにかくかわいくて、見てるだけで幸せだった。




そんなきみの、卒業。


耐えられそうになくて、吐きそうになる。
涙なんて昨日枯れたほど流したはずなのに
まだ残っていたんだな。



目頭が熱くなってまた首を振る



音楽をかけて、
でもきみは今の仕事をやめるわけじゃない
と思い直す。




テレビで全く見れなくなるわけじゃない。
じゃあ僕たちはきみの新しいスタートを、
応援するべきじゃないか?



そう考えているうちにお湯が沸いた。
コーヒを入れて、飲んでいると
吹き出しそうになった。





流れる音楽は僕をまた泣かせにかかる。
やっぱりつよくなれないな、と思いながら音量を上げた。





サヨナラの意味をいつかわかるようになるために。



西野七瀬、ありがとう。