朝から憂鬱な気分な澤島です。
初めて腕を通す制服に着替えて昨日買った鏡の前で立つ。
我ながら、似合っている様子。
チェック柄のスカート、
グレーのニットにブレザー。
スカートはひざ10cmぐらい上。
普通でしょ…?
髪の毛は高く結んでポニーテール。
いつもは下ろしてたから首元が寒い。
マフラーを巻いてリュックを背負ってさぁ出発。
大事な時に転校してきて大丈夫なのかと
思うけど、仕方ないし…
これからいく高校には少ししか居れないのにね。
それなら少しぐらい地元で我慢できたのにな、
出ようとした時に
玲於さんもお仕事みたいで
マスクと頭にフードをガッツリ被ってまた完全防備。
誘われた夜ご飯。
有難い!!!
カツカツで頑張っている私には有難い話。
続いては食べたくないもんね、うん。
また、アパートの前で待つシルバーのボックスカー。
そう言えばちょっとためて
そう言って急いでボックスカーに乗り込んで行った。
やっぱ、そういう人間…だったり。
鍵を閉めて新しい高校へ足を進めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。