第2話

なんで私が…
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2020/09/28 04:39
紗枝
紗枝
あなたさん、明日からシゲアキ様のお世話係よろしく!
私
えっ!なんで私が…
紗枝
紗枝
私明日からエントランスの掃除任されて、だから私2つもいっぺんには出来ないよ
私
え〜よりによってシゲアキ様ですか〜
紗枝
紗枝
シゲアキ様が会社に行ったあとの掃除、ベットメイキング。そしてシゲアキ様の食後のコーヒー。コーヒーは午後8時。
弥生
弥生
シゲアキ坊ちゃん元々そんなに噂になるほど気難しい人じゃ無いんですよ。ただ、副社長として家を継いでからは少し変わってしまいましたが。きっと根気よく話しかけていればそのうち心を開いてくれますよ。
私
そうでしょうか、私、あの人の声聞いた事ありませんけど
紗枝
紗枝
あと、コーヒー置く時置いて欲しい所にシゲアキ様が指さすからそこに置いてあげて。1回意味わかんなくて盛大にやらかしたことあるから。
私
そんなルールあるんですか。先が思いやられる。
紗枝
紗枝
無言で指さすから気をつけて
私
はい
私
話しかけても大丈夫でしょうか?
紗枝
紗枝
あぁ機嫌がいい時はね。でも仕事中は極力話しかけない事、なんか用がある時は自分から言うから
私
はい
弥生
弥生
でも、少しは話しかけてあげてくださいね。でないと本当に誰とも話さなくなってしまうから。
私
わかりました。少しは話せるように頑張ります
紗枝
紗枝
あなた、もうすぐ8時だよ!一緒行こう!引き継ぎも兼ねて
私
あっはい!

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