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第1話

昨日人を____
ねぇ、さとみくん…
いつも仲良くしてくれてありがとう。
いつもあんなに仲良くしてくれて、声も見た目もかっこよくて、でも笑い方が独特で。


優しい微笑みを見せてくれたり、よく笑わせてくれたよね。





でもさ、そんな面白くて優しい貴方は……





私が人を殺したと言ったらどんな目をするんだろう…








梅雨時、ずぶ濡れのまんま。少し震え混じりに…魂が抜けたようにただ歩いていた。


(なまえ)
あなた
……あ、れ…?
気づくと、自然にさとみくんの家に来ていた。
(なまえ)
あなた
……なんでここ来ちゃったんだろ…迷惑かけるだけじゃん…
急いで帰ろう。そしてどこか遠い所へ……
私が走って帰ろうとすると、パシッと後ろから腕を掴まれた。


この感じは…
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
なにしてんの?あなた。
(なまえ)
あなた
さ、さとみくん……
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
なんで傘もささずに…ま、いいけど風邪ひいたら困るしうちの中入ってく?熱とかになったら困るし。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
な?
(なまえ)
あなた
あー…うん、そうだね……
せっかくだし、そうするかな!ありがとさとみくん!
いつも通りにできてるかな……
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
どういたしましてー。w
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
あ、ちょっと部屋片付けるから玄関前で待っといて〜、5分以内には戻る!
(なまえ)
あなた
あ、うん!わかった!



1人になった途端に罪悪感が溢れ出すように湧いてきた。
体が冷えたせいか、罪悪感のせいか。体も酷く震えてきて。
(なまえ)
あなた
…っ……
気づいたら私は大粒の涙をボロボロこぼして、思わず…堪えきれずに言ってしまったんだ。
(なまえ)
あなた
私は昨日……人を殺したんだ……っ…!
そこでやらかしてしまったことに気づく。
さとみくんの部屋は玄関から入ってすぐの場所だ。ほぼ目の前と言っても過言ではない位の距離。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
キィ……なーるほど。そういうことね。
玄関からさとみくんが出てきた。
セリフからしておそらく聞いてしまったのだろう。
(なまえ)
あなた
ご、めんね…人殺しは…近づかない方が……!
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
いいよ。
(なまえ)
あなた
……え?
思考回路が止まった感じがした。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
その話さ、詳しく聞かせてよ。
これからどうするかまで…とかさ。
(なまえ)
あなた
…お、おかしいよさとみくん……
有り得ない。私だったらたとえ親友が人を殺したと言ったら拒絶してしまうと思うくらいなのに…
(なまえ)
あなた
なんで、そんなに優しい顔で迎え入れてくれるの……
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
……俺にも家族がいたんだよ。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
でもさ、父さんと母さんも殺し屋やってて……
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
ある日、失敗したんだよ。
殺し屋のルールはどれだけ時間をかけてもいいが確実に。バレずに殺すことってのだったらしいんだよな?
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
ところが失敗して他人にその話が漏れたらしいんだ。それで父さんと母さんは____
(なまえ)
あなた
も、もういいよさとみくん…大体は…合ってるかわかんないけど、予想ができたから……
よく小説で見たんだ。
ミッションに失敗した人は大抵死ぬ。
それか存在を消されて消息不明とされるらしい。
そんな辛いことをさとみくんに話させるなんて……




と、また罪悪感が振り積もった。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
ははwまぁそんな訳で俺もそういう殺生沙汰には多少慣れてるわけでさ?
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
理由とか、聞かせてよ。誰をやっちゃったのかとか。あ、もちろんあなたがわざととか故意にやったとかってのは考えてない。
通報もしない。だからさ…全部包み隠さず、俺にだけ教えてよ。
(なまえ)
あなた
…さ、とみく…
やっと治まってきていたはずの涙と嗚咽がまた溢れ出す。
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
今だけは、2人だけだから。全部話してよ。
泣きたいなら沢山泣けばいいから。(抱き寄せる)
すっと抱き寄せてくれたさとみくんの優しさに、私は思いきり泣き崩れてしまった。



〜少し経って〜





(なまえ)
あなた
っ…も、だいじょぶ……だよ、っ……
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
まだ嗚咽止んでないけどほんと?w
(なまえ)
あなた
う、んっ…
桃瀬 さとみ
桃瀬 さとみ
無理しなくていいからさ、話せることだけでいいから話してみてよ。
(なまえ)
あなた
…わかった……