雑誌撮影中
カメラマン「あなたちゃん!もっと笑顔で!」
『はい!すいません』
無理やり笑顔を作る
カメラマン「もっと笑顔に出来ないかな?引きつってる」
『はい』
今日は、辞めようかな
『………カメラマンさん』
カメラマン「なんですか?」
『今日は、少し体調悪くて上手く笑えないので、終わりにしてもらってもいいですか?』
カメラマン「そっか。分かった。じゃあ、終了」
ごめんなさいカメラマンさん
『ありがとうございます』
カメラマン「体調治してね!」
『はい』
メンバーに変に思われたよね
カメラマンさんにも
みんなごめん
私情のせいでこんなことになって
ホンマにごめん
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!