まだストーカーには入られてない
けど、何してるか分からない
リビングからはカタカタなってる
??「あなた!!」
『ここ!』
??「なんもされてないか?」
『うん』
??「ストーカーは捕まったで」
『え?早ない?』
??「俺がすぐ警察に連絡したから」
『神ちゃ~~~~~ん』
神山「もう大丈夫やで」
『ありがとう』
神山「それよりもなんで黙ってん?」
『………………言えるわけないじゃん…』
神山「………あなたはそうやもんな」
『え?』
神山「そんなに頼りないか?」
『違う』
神山「じゃあなんでや?」
『心配かけた無くて………』
神山「メンバーなんやから心配掛けても頼ってもええんやで?」
『そんなん嫌やろ?』
神山「なあ、誰がそんなん言ったん?」
『誰も言ってない』
神山「俺らをもっと頼って?」
『うん』
『ありがとう』
優しい神ちゃんに惚れました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。