あれから何ヶ月後。
吐き気が襲ってきたりしてもしかしたら…
なんて思ってる。
だから検査をしに行こうと思う。
望は仕事やから1人で産婦人科に来た。
緊張してる自分がいる。
それから家に帰った。
私のお腹の中に新しい命…
望なんて言ってくれるやろ?
楽しみ。
ちょっとの不安もあるけど。
ちゃんと伝えることにした。
色々してたら大きい赤ちゃん帰ってきた。
望にはお見通し。
望を椅子に座らせて向かい合った。
望の笑顔見たら不安なんて吹き飛んだ。
なんて私の所にやって来てお腹をさすってる。
望、いいパパになりそう。
それからというもの。
なんて心配性。
意外と親バカになりそうや。
あれから5ヶ月。
私達の所に新しい命が誕生しました。
名前は
「誰にでも愛され優しい子」に育って欲しいから
"愛優" のあ になりました。
END〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。