今日もあの日みたいに望とのんびり過ごしてた。
そしたらまたこんな事を言い出してきた。
前にも言われたような。
そんな事を思いながら行く準備をした。
前と違うのは私が助手席にいること。
望は運転免許をとった。
そんな話をしながら私達はまたあの場所に来た。
もう3年か。
なんか色々あった気がする。
望は前のように真剣な目で私を見る。
そう言って望は指輪を私に向けた。
なんて二人で頭を下げた。
望にプロポーズされたんや。
望に…!
夢みたい。
それから私達2人はイルミネーションの中を手を繋いで歩いた。
その後私も望が泣いてるのを見て泣いてしまった。
望の言った事は信じていいと思った。
ほんまに会わせてくれると思った。
そう言って私と望は笑いあった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。