第2話

異世界転生
22
2020/08/19 11:37 更新
「ふぅ…危ない危ない…遅刻するところだった!」
神社に寄って行ったからか遅刻ギリギリに着いた。
私が鞄などを片付けていると先生が入ってきた。
「みんな席に付けー、ホームルーム始めるぞー」
その先生の声にみな口を揃え
「はぁい」
と言う。私も返事をしたあとすぐに鞄などを片付けた。

式が終わり、教室に戻ると教卓の上には通知表があった。
名前を呼ばれる前が1番ドキドキするのだ。
「んじゃ、通知表を返すぞー」
そう先生が言うとみんながザワザワし始めた。やはり皆緊張するのだ。
皆順調に通知表を貰っている。
「神野〜」
私の名前が呼ばれた。
「はい」
私は教卓の所まで行き、通知表を貰う。
貰うとあとは見るだけ、だから緊張がほぐれてきていた。
「雪菜〜、通知表どうだったー?」
彼女は、私の友達の
上原千紗(かみはら ちさ) だ。
「まだ見てないんだ…怖くて‪」
私がそう言うと千紗が、
「え?いやいや、いつも雪菜は全部オール5じゃん、心配することないよ‪〜」
そう言われ私はそっと中を見ると、確かに5はいくつもあった…だが一つだけ4の強化があった、それは、英語だ。それを見た千紗が
「え!?英語4なの?え?いやいや、雪菜授業態度も悪くないし、テストでも100点なの多かったじゃん!これはおかしいよ!」
私は思い当たる節があるのだ…
今年から変わった英語担当の先生がなぜか私にだけ当たりが強かったりしていたのだ…
ただ、今更通知表がどうのこうの言っても受け入れて貰えないと思い、私は千紗に
「いいよ、私提出物忘れた時あったからそれが響いたんだと思う!」
と千紗に言った。
すると千紗が
「そうなの…?ならいいけど…」
と心配そうな顔でこっちを見ながらそういった。

学校が終わり、教室のみんなが友達と帰り始めていた頃、私は1人で校舎を出た。
私は特にどうも思っていなかったが、気づいたら朝に来る神社に来てきた。‪私は、昔から嫌なことがあったら、無意識にここに来ていたのだ。
「…はぁ……私なんかしたかなぁ…」
そう思っていると本殿の方から声が聞こえた。
「……いで」
「?なんだろ」
私が本殿の方に近づくと私の見ていた景色がガラリと変わった。
「……え?」
目の前には大きな橋があった。そして橋の奥の方には大きなお城があった。

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