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第35話

夢と私



中学時代



まだ私が人への信頼があった時のお話



女子「あなた〜!カラオケ行こうよ」


わたし
わたし
いいよー!


沢山友達もいて、クラスではマドンナ扱い


女子「あなた!お願い今度○○君誘って遊びに行きたいんだ!手伝って!」
わたし
わたし
おっけー!




でも


女子「○○君あなたの事が好きって…」


たったこのしょうもない事から私はいじめられた


女子「可愛こぶってんなよ!」



水をかけられたり、机に花瓶を飾られたり

本当に昔は泣き虫だった。


ある日


女子「ねぇ、知ってる?隣のクラスの皇徳寺さん!金持ちなんだってー!」

女子「え?!まじ?ちょ友達になりたーい!」



利用するだけの友達か。

私はそんな皇徳寺さんに話しかけた
わたし
わたし
ねぇ、君が皇徳寺さん?
凪
え?はい、そうですけど。って、あ〜、あなたちゃんか〜
わたし
わたし
なんで名前知ってるの?
凪
有名だもん



あ〜、ある意味有名か。この学校じゃ
わたし
わたし
単刀直入に言うね。友達作っても利用されるだけだからやめといた方がいいよ


実際この時忠告してもどうせ友達になるんだろうなって。
利用されて泣くんだろうなって思ってた。

けど
凪
知ってるよ。だから私はいつも1人でいるの〜



皇徳寺さんがその時強くて凛々しくて……

かっこよく見えた。私もこんな風にって。



それから凪とはよく話すようになった。



お互いに一般よりかは遥かに長けてる顔面。

一緒にいると目立ってしょうがない。

でも凪といるとそんな目も気にならない。
強気で居られた。素のままの私でいられた。















凪
私と縁を切るの?それで私達はおしまい?


何言ってるの……?


私達はいつだって…
凪
親友だと思ってたから、そばに居たのにッ


私だって親友だと思ってる。ずっと思ってる…
凪
あなたから見たら私なんて……



違うっ、そうじゃないっ!



ただ助けたかっただけっっっ!!!!!






















バッ
わたし
わたし
はぁっ…ッ……はぁ……


なに……?さっきの夢……?
わたし
わたし
ッ……嫌な夢にも程がある


タイミングがタイミングだった。


GW合宿は1週間。
でも私達稲荷崎は飛行機で帰る為1日早く帰る





その帰る日が明日。そして明日は凪と話す日。




この夢は忠告してるの?
凪と話すなって…
北信介
北信介
あなた…。どないしたん。
わたし
わたし
き、北さん…?もしかして起こした…?
北信介
北信介
俺は大丈夫や。
それより自分の心配しぃ。



サラッと私の髪を撫でた
北信介
北信介
酷い汗やな…とりあえず、タオル




北さんはカバンからタオルを出して、顔、首を拭いてくれた
わたし
わたし
あ、ありがとう…
北信介
北信介
少し息遣いも落ち着いてきたな。
ほんま良かった…




北さんは優しく微笑んだ……
わたし
わたし
北さん……私どうしたらいいんだろッ…
北信介
北信介
話聞くで。ゆっくりでええから。


そう言って北さんは隣に座った















凪との事を話した。


もちろんレイプの事は言っていない。
北信介
北信介
お互いの解放か…。中々難しいな……
わたし
わたし
凪は本当の笑顔で笑わなくなった…。
どうすればお互い分かり合っていけるんだろうって…
北信介
北信介
ん〜…もしかしたら、凪ちゃんも同じ事思うてるんやない?
わたし
わたし
同じ事…?
北信介
北信介
互いに思い合ってるからこそ、凪ちゃんは悲しそうに笑うんやないやろか。逆の立場で考えてみぃ。あなたはほんまの笑顔で笑えとるんか?自分の気持ち話せとるんか?






……。


わたし
わたし
私…、凪に本音を言わなくなった…



そうだ……私が心を閉ざしたんだ。


大丈夫?って聞かれても大丈夫って。


なにかあった?って聞かれてもなにもないって。




私が遠ざけていたんだ……。
わたし
わたし
私凪に謝らなきゃ…
北信介
北信介
大丈夫やで。あなたが大事に思うとるんやったら凪ちゃんもあなたの事大事に思うとる。



その言葉は今の私の心に残酷にも突き刺さった。
北信介
北信介
まだ夜中や……。ゆっくり寝ぇや。
わたし
わたし
北さん…。ありがとう。
優しく北さんは私の頭を撫でた。



その温かい手が優しい声が…私を救う












北さん…。多分私北さんと出会う為に今まで辛い事を乗り越えてきたのかも。




私…北さんが好きだ……。



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