制服を着て初めに言われた言葉
お父さん「かっ、可愛くないいいっ!!泣」
お父さん「お母さんの面影もないよおお泣」
お父さん「い"っ"でぎま"ずぅぅ…泣」
そう。私は地味子になった。
逆高校デビュー。
髪色は変えず、前髪を下ろし、メガネ
基本的に顔が見えなきゃみんな怖がって近付かないはず!
ガララ
先生「おー来たか。夢原さんやな?よろしく」
オドオドしてれば地味子の雰囲気もっと出る?
先生「君は2-B組!」
教室へ向かう
ガラガラ
先生「はよ席つかんかーい。転校生呼べへんやろ」
先生のその一言でザワつく
やべ、ドキドキしてきた
先生「入れー」
男子「地味〜!!!」
女子「うちお化けかと思ったわぁ」
男子「えっ?!あれで東京人なん?!」
女子「嘘やん……夢壊れるわ〜」
前髪でほぼ見えてないけど多分ジロジロ見られてる
先生「夢原の席は〜…角名の隣や!」
スっと席に着く
スマホをポケットから出してイジる
隣の人めっちゃ見てくるなー。
無駄な会話はしたくない。
ましてや、男子と
HRが終わり休み時間
女子「なーなー!東京のどこにいたん?」
女子「うちも気になっとった!どこなん?!」
女子「なんですぐ言えへんの?」
男子「どーせ田舎の方やったんやろ?w」
女子「あ〜そういう事なんや!恥ずかしがらんでもええんやで?」
うっとおしいわまじで
スマホを見るとラインの通知
凪
{何言われても我慢だよ!我慢!!🥺}
全然都会だったけどな!ばーか
男子「ほらなーw」
女子「あんた当ててもうたやんw」
女子「キャーーー!治くん来たー!!」
女子「え!!?ほんま!?行こ行こ!」
男子「あーあ。王子様の登場かいな」
あ、本当。まだ来てなかったんだ
女子に囲まれて来た身長の高い男
??「あんた、誰やねん。」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!