第69話
距離感
平和な日常が帰ってきて、前よりクラスと馴染んだ
男子「あなた!これ食べん?」
何故か男子達の中でお菓子パーティーが流行ってる。
男子「はい!あーん!」
遠慮なく食べようとしたら
パクッ
男子「あ"ぁ"!!!おい治!!!」
何故か、私の肩に顎を置いたまま動かない
女子「あなたと治くんこうしてみるとお似合いやな!」
女子「ほんまほんま!お似合いやで!」
男子「Boo!Boo!!」
こっちを向き、息がかかる……
女子「えぇ!そんままでええんやで!!」
女子「せやせやっ!夢見させてぇな!」
そして女子達の中では治と侑、私への行動を見て
ドキドキして楽しむのが流行っているらしい。
私達のクラスが騒がしくなると……大体来る
ギュッ
女子「キャーーーーーーー♡」
女子「あかんっっ!妄想膨らむやんんっ!」
この2人にサンドイッチされるのはもうしんどい。
私はサンドイッチから解放された。
私はマネージャーになる事を選ばなかった。
でも、たまに放課後見に行っては、愛佳と軽く手伝い
一定の距離を取ってる感じ?かな
北さんとキスしたあの日から案外普通に会話してるだけで特に進展はなし。
これはまずいと思ってるんだけど
トンッ
愛佳にチョップをお見舞した
愛佳だけに茶化されてたのにそれに加わって
倫太郎からも茶化される…
ジーーーっと私の目を見て倫太郎は言ってくる
な、なんでそんなガン見しながら言ってくるの
はっ……
北さんよりあんた達の距離を気にしてまうわっ!
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