第85話
真実の連続
________________北side
第1回戦俺たちは出番なし。
試合で勝ち上がって来たヤツらと試合。
アップしたり集中したりみんなそれぞれや。
ぴょんぴょん飛んでずーーっとあなたの話し
「北さん。」
後ろから女性の声
振り向くとあなたの親友の……凪ちゃんが
立っとった
凪ちゃんの後ろを着いていき、体育館外
きっとそれは純粋な疑問やろなぁ。
と思いながら
芸能人は家族とかと連絡するのもだめなんやな
ってこん時は思うとった
けど
調べてどないすんのや。
頭がついていかん。
あなたの背中押してもうた責任がある。
こっちに連れ戻さなあかんやろ。
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凪から話を聞いた。
「え?」と凪と北さんは言う
凪の口から
『お母さん、病気じゃなくて事故死だった』
話が付いてこない。
なんでうちの社長が母親を殺さなきゃいけないの
頭が痛くなってきた……
ギュッ
北さんは必死で混乱する私を抱き締めた。
北さんはなんの根拠があってそんなこと言えるの…
抱き締めた腕が離れ、凪は私に近付く。
_____母親のエッセイとあなたのエッセイを
書き上げて欲しい
そしていつ書いたかも分からない分厚い古くなった
手紙を渡された
手紙を読めば読む程、芸能人になった事を後悔した
『あなたっ!!!!』
そこに立っていたのは血相をかいた社長
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