第80話
インターハイ(後半)+主から
※稲荷崎のインターハイ分からないので端折ります
《優勝者は!井闥山学院校だああああ!!!!》
みんなよく頑張った。
かっこよかったよ。
北さんは何か言っている。
聞こえないけど、みんなやる気に満ちている顔。
《そして準優勝!稲荷崎高校おおおお!!!》
アナウンスと共に、稲荷崎高校は整列し
3年生は最後のインターハイなんだ。
そして残るのは春高バレー。
みんなの元へ駆け付けると
北さん達はインタビューを受けていた
『マネージャーとかいらっしゃるんですか?』
マネージャーの話になってるッ
インタビューの人達が一斉に私に集まった……
えっ、えっ
『インタビューよろしいでしょうか!』
もしも、このインタビューを受けていなかったら
私の未来は少しでも明るくなっていたかもしれない。
プルルル……プルルル……
『』
インタビューをうけていると記者の1人が私の顔をマジマジと見ている
『えっと、夢原あなたさんでお間違いないですか?』
私はどうしても胸騒ぎしかしない。
そして、帰宅後。
インターハイの放送を見ると。
私のインタビューは無し。
そして、観客席、私が座っていた場所には
モザイクが掛けられていた。
この胸騒ぎはなんですか。
いつもならきっとドキドキしてる。
でも今回のドキドキは嫌なドキドキ。
私の胸騒ぎは的中した。
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