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第57話

あっという間に体育祭(前編)



あれから愛佳と会話をしていない。


それでいい。

治と倫太郎は私と目が合うと悲しい顔をされる。


特に侑からは敵対視されている。


体育服を来て、整列し体育祭が始まる。



《2年生の借り物競争です!》


わたし
わたし
あ、私だ。



そう。独り言。


リレーのスタート地に立つと男子からの声援


女子からのブーイング。



少なからず、クラスの皆には勝って欲しい

本気で走った。



《B組!早い!早すぎる!!!》


借り物のお題ボックスが置かれている。


バッと漁って取ると

寄りにもよって。




【好きな人】
わたし
わたし
死ねよ。


そう呟き、適当に声援をくれる男子1年を選んだ
わたし
わたし
きみ。来て。


『えっ!俺っすか?!』
わたし
わたし
うん。借り物お願いっ


男子達はその子にブーイング
わたし
わたし
本気で走るから転ばないようにね


『はっ、はいっ!!//』


あーあ。また男をこれで落としてしまった




そしてゴールが近付く



パンッ!


《借り物競争!!B組1位だああ!!》


絶対にお題だけはバレたくない。




と、その時。

《お題は一体なんだったのか!!教えて貰いましょう!》
わたし
わたし
は?

まさかのまさか。

《これが言えないと1つ降格となります!》



降格?!1位から2位になる……って事?


クラスの人達から

「はよ言えやー!!」

なんて聞こえてくる
宮治
宮治
さっさと言えやっ、お前のせいで負けたらシャレにならん。


ズキッと心が痛くなる
わたし
わたし
お、お題は……


声が震える。



わたし
わたし
好きな人…
宮治
宮治
あ?聞こえんわ!!!!
宮侑
宮侑
俺がその紙読んだるわ。かせ。



バッと紙を奪われた
宮侑
宮侑
ッ……は?


侑は私を睨んだ
宮侑
宮侑
好きな人やって!!





女子達はキャーキャー言うとる。

男子達は嘘やんっ!と嘆いてる。





ねぇ、今治どんな顔してるんだろ……

気になり顔をチラ見すると



怒っていた。




《なーーんと!!夢原さんのお題は好きな人だったああ!!》


やめて。違う。


北信介
北信介
それちゃうやろ。

ッ……。
宮侑
宮侑
北さん…。なら読んでみて下さいよ


そう言って侑から北さんへ……
わたし
わたし
やだ……
北信介
北信介
……


北さんは言葉を詰まらせている。


北信介
北信介
何言っとんのや。年下の男子って書いとるやん
わたし
わたし
えっ?
宮侑
宮侑
北さんッ何言って……!
北信介
北信介
侑。


無言の圧力。
宮侑
宮侑
ッ……ふざけただけですぅ!
盛り上がるかと思うてやっただけや〜



《宮侑の遊び心だったー!!!!》
『な、なんだ……そうやったんですねぇ!』



笑い声が広がる


その声に安堵し私の心に少しずつヒビが入る



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