医者「うん。もう大丈夫そうですね。退院おめでとうございます!」
私は2週間後退院し、空港。
なんて私の荷物を持ちながら凪は言う。
お父さんは海外にいるため凪のお父さんが保護者になってくれた。お父さんには申し訳ないけど、事故の事は言わなかった
凪は真剣な顔
他愛もない会話をしていると時間に
ギュッ
抱き着いたと思ったらすぐ離れ背中を押された
振り向くと、昔の頃と同じ笑顔…
私も笑顔で
こうして、私の長い長い…東京遠征は幕を閉じた
北さんに連絡しとかなきゃ…
うん。本当に安心して帰れるよ…。
約4週間振りの北さんにワクワクする。
楽しみでソワソワしつつも寝た()
【まもなく着陸致します】
アナウンスと同時に目が覚めた
スマホを見てみると
「わかった」
と返信が来て、少しドキドキしてきた。
そして空港へ着陸し、荷物を受け取り出口へ
北さんは私の顔を見て
久々の北さん。やっぱり優しくて暖かい……
北さんに向かって走り思いっきり
ギュッ
久々に会えて本当に嬉しい
抱き着きながら、会話してるのに北さんは照れたりしない。なんなら大きく包み込んでくれる
そう言って私を下ろし、頭を撫でてくれた。
〜〜♪
北さんは電話で、「だめや。」とか「待っとれ」
などなど……繰り返してる
呆れ顔をしてる
なんかあの二人が騒いでるイメージ出来る。
特に侑くんは。。
北さんと空港からバス乗って、学校へと向かう
▷▶︎▷▶︎NEXT
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!