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第46話

大切な友達だからこそ




愛佳、どうしてあんな事……





あなた……」



後ろから声が聞こえる


わたし
わたし
宮侑
宮侑
あなたー!
わたし
わたし
あれ、侑くん
宮侑
宮侑
はぁ……っと…どないしたん


走って来てくれたのか息を整えて話し出す
わたし
わたし
なにが?てか、走ってきたの?
宮侑
宮侑
なにが?やあらへん。てか、走って来て悪いんか!
わたし
わたし
いや、悪くないです。
宮侑
宮侑
ちょ、話そや。



私の腕を掴み、中庭のベンチに座らせた
わたし
わたし
んで、何話すの?部活サボって〜
宮侑
宮侑
サボりちゃうし。




私は「ふ〜ん」と返した
宮侑
宮侑
元気なさそうやったから、気になってん
わたし
わたし
侑くんが?気持ち悪っ!
宮侑
宮侑
はぁ?何がやねん!こっちは心配しとるんに。
わたし
わたし
あははっ、ごめんごめん!
宮侑
宮侑
あと、そろそろ侑でええわ。
君付けキモイねん
わたし
わたし
いや、私より酷い言い方してんね!
宮侑
宮侑
そんな事どうでもええから、何かあったんやったら話してみ?




侑は真顔でそう聞いてきた




ベンチの背もたれに首を任せ空を見上げる
わたし
わたし
うち愛佳に嫌われた
宮侑
宮侑
は?どうしていきなりそうなったんや
わたし
わたし
知らん。こっちが聞きたいぐらい
わたし
わたし
でも、迷惑かけた事だけは分かる。
宮侑
宮侑
迷惑?
わたし
わたし
うん。迷惑!って言われちゃってさ〜




不思議と笑みがこぼれた
わたし
わたし
でも、愛佳私といる時本当に楽しそうだったのにどうしていきなり?って思って
宮侑
宮侑
おん。
わたし
わたし
愛佳が私を避けるようになった日怪我しててさ。びしょ濡れで膝とか肘擦りむいてて泥まみれだったんだよね
宮侑
宮侑
え?
わたし
わたし
愛佳は花壇に水やりしに行った時に転けたって言ってたんだけど……



あれ、待てよ……


あの時の違和感。









なんで頭まで水浸し?

転けただけじゃあんなにはならない…
膝とか擦りむいてるのに背中まで泥まみれだった



震えた。
わたし
わたし
ねぇ……侑…
宮侑
宮侑
ど、どうしたん、そんな震えて
わたし
わたし
愛佳、いじめられてるのかな。
私のせいでいじめられてるのかもしれない…




いじめている相手への怒りと私自身への怒りで。






___________侑side




あなたの体はびっくりする程震えとる…
宮侑
宮侑
あなた、一旦落ち着きぃ。
わたし
わたし
落ち着いてられない。



この震えは尋常ではない。
わたし
わたし
私ちょっと、調べてくる
 

あなたは立ち上がり、どこかへ行こうとする






ガシッ
わたし
わたし
ちょっ!離して!!!!!
宮侑
宮侑
あかん、一旦落ち着こ。
わたし
わたし
虐められてたらどうするの?!
私のせいでまた友達が傷付くなんて嫌っ!


きっと凪ちゃんの事と何か重なったんやろな…
宮侑
宮侑
それでもあかん。もう放課後やし何も調べられへんやろ。


自分でもびっくりするぐらい正論
わたし
わたし
愛佳に会ってッ直接……聞くっ


あなたは頑固にそう言い放って腕を振りほどこうとする
宮侑
宮侑
だから、あかんて!


グイッと引き寄せ、抱き締めた
わたし
わたし
なっ……離しッ
宮侑
宮侑
一旦自分の事考えろや。今どんだけ震えとるか分かっとるんか



抱き締めてても止まらん震え
わたし
わたし
愛佳は今も辛い思いしてる!こんな事やってる暇ないっ!



ほんま頑固にも程がある


ギュウウゥッ
わたし
わたし
ちょっ、苦しいっ……
宮侑
宮侑
あほなん。自分。
わたし
わたし
何がっ
宮侑
宮侑
自分を大切に出来ん奴が友達を大切に出来る訳ないやろが。
わたし
わたし






拒んでいた手が緩くなった
宮侑
宮侑
まずは、自分の気持ちを落ち着かせてから愛佳と話さな、共倒れするだけやん




あなたの手は俺の制服をギュッと掴み、胸に顔を埋めた
宮侑
宮侑
あなたは強い女やからきっと愛佳と仲直り出来んで。



あなたの背中をさする。
わたし
わたし
正論垂れ流しされまくって、気持ち悪い










口開いたと思えば…
宮侑
宮侑
何が気持ち悪いねん!


あなたは俺の腕から離れ目は少し腫れていた


けど
わたし
わたし
侑のおかげで、元気出たっ!
ありがとうっ!




最高過ぎる笑顔でお礼を言われた……
宮侑
宮侑
お、おん。なら良かったわ。
わたし
わたし
明日頑張ってみる。
宮侑
宮侑
頑張り過ぎはあかんからな?
何かあったらすぐ言うんやで
わたし
わたし
ふっ、お父さんかっ!でもそうする!




あなたの顔は少し元気になっとった。
宮侑
宮侑
誰がお父さんや!!!!
んま、気ぃつけてな?
わたし
わたし
うん!また明日!



小さくなっていくあなたの背中を眺めていると


振り向き笑顔でこちらに手を振っている。

宮侑
宮侑
あかん……あなたかわええ…


あなたへの気持ちが育ってもうた。







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