第44話
避けられてる
ガラガラ
あれ、違う
ニカッと眩しい笑顔で笑って教室を出て行った
愛佳を待つ事1時間を過ぎそう…
教室から出ようとしたら
ガラガラ
愛佳は泥だらけで膝や肘を擦りむいてる。
愛佳はヘラッと笑いながら
愛佳の手を握って教室を出ようとしたら
パッ
私の手を振りほどいた…
愛佳は怪我してるのに走って帰って行った
あれ……
私は愛佳の怪我に違和感を感じた。
それから愛佳との距離が少しずつ……少しずつ出来た
____________愛佳side
私は薄々感じてた。
あの転んだ日から嫌がらせされとるんやって。
あの時だって…
ドンッ
ドサァッ
他クラス女「あっ!ごめんね〜?」
他クラス2「汚っwwwそのジョウロで洗ったろか?」
他クラス女「綺麗になったで〜あっははは〜w」
そう言って私の前から姿を消した
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今日だって、靴箱を開けばゴミ屑だったり嫌がらせの手紙だったり。
こんなんあなたに見せたないやん…
自分のせいでって絡めんくなるやんッ
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そんな事を呟きながら久々に体育館へ
ボーッと体育館横の扉に座り眺める
北さんの声聞いてると落ち着くわ
北さんの方を見ていると、パチッ
目が合った
ゆっくりこちらに近付く
北さんは汗を拭きながら私の隣に座る
そんな簡単に言われてもな〜…
ん〜……でも……
頭を撫でられ、北さんはみんなの方へ帰っていく
本当に北さんの大丈夫は、大丈夫な気がしてそんな所全てが
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