校長室って…
瀬麗音達、何か悪い事でもしたの?
なんで?
校長室なんてめったに呼ばれないんだ
マジか!とりあえず行こ
そ、そうですね
不安になりつつ、私と瀬麗菜は校長室の前まで行った
コンコンコン
失礼します
おぉ!来たか
へ?子供?
失礼な!我はこの学校の校長じゃ!
えっと…ごっこ遊びは別の所でしてね
ごっこ遊びではない!
もしかして校長先生の子供だったりして…
ありえますね
だーかーらー!我はこの学校校長じゃ!
じゃあ証拠見せてよ!
そうです!何も無いのに信じられませんっ!
我は校長じゃ!証拠など無い!
証拠も無いのに信じられない!
瀬麗菜が校長先生(自称)に殴りかかる
が…
そんな攻撃、効くと思ったのか?
どういう事です!?瀬麗菜!大丈夫ですか?
なっ…ありえない!
なんと瀬麗菜が殴りかかったはずなのに、瀬麗菜が何者かに殴られたように飛んでいく
そして校長先生(自称)は涼しい顔で立っていた
我に攻撃するとは…あまいのぉ
その時、校長室のドアがノックされた
失礼します…って鈴!?何してるの!?
失礼します…っておい!瀬麗菜!?
いたた…
夢叶…あの人は…ほんとに校長先生なんですか?
え…そうだよ?まぁ見た目は子供だけどね
夢叶っ!お前は酷いことを言うのぉ!
す、すいません…校長先生!
まさか校長先生だと思わなくて…
ごめん!全然校長先生に見えなくて!
お主らは我を侮辱しておるのか謝ってるのかどっちなんじゃ!?特に瀬麗菜!
侮辱してる訳ではなくて…私の中で校長先生は年配というイメージしかなくて…
瀬麗音達は鈴が若かったから驚いたんだと思う!
そ、そうそう!ってなんで特にあたしなの!?
そう言って瀬麗菜がいきなり起き上がる
巍々は瀬麗菜の近くにいたので思いっきり2人の頭がぶつかる
いってぇ…!
いったぁ…巍々!痛いじゃん!
はぁ!?それはこっちのセリフだ!俺は心配してやってたんだぞ!?
巍々は怒っているが頬が少し赤い
多分瀬麗菜が好きなのだろう
…夢叶、巍々は瀬麗菜が好きなんですか?((ボソッ
あぁ、前そんな事言ってたよ((ボソッ
瀬麗菜は…鈍感…?
あー確かに…分かります
そこっ!何話してるの?
うわっ!いきなりでかい声だすなよ
ふふっ、仲良しですね
仲良くない!
仲いいじゃん!
まぁとりあえず座れ
校長先生がソファーを指さす
じゃ、遠慮なく~
じ、じゃあ…
どーん!
はぁ…
皆、ソファーに座る
じゃあ瀬麗菜と瀬麗音の親についてじゃ
校長先生が話し始めた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。