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第233話

233話 少し借りて



私達が山小屋を出ようとした瞬間、

外から入ってきた、

黒スーツの男性。





どこかで見覚えのあるその顔に、

私は自然の睨みつけていた。





海人
海人
あっ…この人達…
海人
海人
俺らのこと付けてた人…
永瀬  You
永瀬 You
!!
ジン
ジン
あっ、確かに…





見覚えがあったのは、そのせいだ。














やはり、お母さんの手下…










永瀬  You
永瀬 You
邪魔です
永瀬  You
永瀬 You
そこ、避けていただいていいですか?
命令ですので
お母さん
気づかなかった?
お母さん
この山小屋の周り、
私の手下でいっぱいよ?
お母さん
何なら、今あんた達、
囲まれてるからね?
永瀬  You
永瀬 You
…………
永瀬  You
永瀬 You
どっちだったとしても、
ここに入るのは間違いないよ
永瀬  You
永瀬 You
海人が居るんだったらね
お母さん
まぁ、その無駄なプライドのおかげで、作戦通りよ‪w
お母さん
2人とも、諦めて捕まってちょうだい?
永瀬  You
永瀬 You
ジンは関係ないでしょ
お母さん
ここに来ちゃったんだもん
お母さん
仕方ないでしょ
お母さん
恨むなら、自分を恨みなさい?
永瀬  You
永瀬 You
ジン…
ジン
ジン
大丈夫。今はひとまず言う通りにしよ
ジン
ジン
まだチャンスはある
永瀬  You
永瀬 You
…………
お母さん
じゃあ、海人くんは仕事に
向かっていいわよ
お母さん
荷物は外に出たら渡されるわ
海人
海人
…………
お母さん
条件は守ってちょうだいね?
海人
海人
…分かってます
永瀬  You
永瀬 You
海人、本当に大丈夫?
海人
海人
……大丈夫…って言いたいんだけどね‪w
海人
海人
これから2人が捕まるって分かってて大丈夫とは言えないよね
永瀬  You
永瀬 You
………大丈夫、心配しないで
海人
海人
ごめん、今はそれ、
フラグにしか聞こえないよ…




今まで、これほどにも海人と

噛み合わなかったことはあるだろうか?















いや、無い。














一時期は、協定を組んで、

情報交換して、コンビみたいな存在だった。








お互いに、認めあってるし、

海人はいつも私の話を聞いてくれて…






















海人は……

















いつも、私の事を最優先に考えてくれてた。



















私は、いつも自分のことばっかりで、

“私が私が”って、

出しゃばって…







海人
海人
じゃあ、また後でね
永瀬  You
永瀬 You
海人ッ!
海人
海人
永瀬  You
永瀬 You
2人で、待ってるから!
海人
海人
……うん、分かった‪w




おにぃが大学に行く前に、

“5人で待ってるから”

そう伝えてきた。







だから、その言葉を少し借りて…













ちゃんと待ってる。





死なないように、

怪我しないように…




そんな意味を込めて。