第4話
4話 隠し味
何を思ったのか、
おにぃは、昨日の夜から、
随分と変わった。
そっけなかったのが、
少し戻ったような気がする。
学校
あなたと廉が、
先に行ってしまうと…
おにぃのメンバーとは、
私も少し、仲がいい。
まぁ、同じ学年ってのもあるけど。
でも、クラスは違う。
まぁ私は、おにぃと同じクラスだから、
別にいいけどねw
学校に居ても、私は一人ぼっちだ。
どうも、お兄ちゃんが、
“King&Princeの永瀬廉”
という事に気に入らない女子がほとんどで、
友達が出来ないんだ。
それもそうだ。
私はただの一般人だし。
帰り
その夜
お店
太もも辺りを触られながら言われて、
逆らったら何をされるか分からなかったから、
言われるがままに、口を開けるしかなくて、
コップから、何らかの酒を、
口の中に入れられた。
不味かった…
苦くて、美味しくない…
それにちょっとどころじゃない…
コップ1杯分、
ちょっとづつ全て飲まされた。
そして、おじさんは、
自分の前のお酒に、何かの薬を入れた。
私はまた、言われるがままに、
そのお酒を、全て飲んだ。