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第253話

253話 中途半端な気持ち





軽井沢に来てから、早1週間。




誘拐されてから、8日。














ふと思い出したんだ。














ここの温泉にあった、数名の遺体を…












逆に、どうして忘れていたのだろうか?



とも思う。






ただ、ボーッとしてたら、

パッと頭に浮かんだんだ。












それは、きっと想像とかじゃなくて、

現実のこと。






とても、鮮明だったから…















てことはだ。












ていうことは……

永瀬  You
永瀬 You
近々、私達もあぁなるってこと?







そう考えざるを得ない。











頭の中を巡るのは、

あの、一部白骨化していた遺体と、

犯行当時の様子が、

フラッシュバックした自分。






そのフラッシュバックが、

また、私を狂わせる。





















永瀬  You
永瀬 You
だから嫌なんだよ…





















何が嫌なのか……



何故、そう言ったのか、

自分でもよく分からない。












ただ、頭のどこか隅で浮かんだ言葉は……


























『死にたくはないけど、生きたくもない』












そんな、中途半端な自分の考えだった。





















































この日からだろうか…






意識しないと笑えなくなったのは…













こんな状況だということもあり、

今まで詰め込んでいた仕事も、

1週間に1度、あるか無いかだ。









そのせいもあるのか、

考えることは、

常にその中途半端な気持ちのこと。












“死にたくない”=“生きたい”




“生きたくない”=“死にたい”











単品で訳せばこうなるだろう。









が、







それを2つ合わせると…










やはり、微妙な感じだ。































いつしか私は、海人とジンも、

避けるようになっていた。