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第28話

28話 傷つくのは
永瀬  You
永瀬 You
ただいま、おにぃ
廉
おかえり、どこ行ってたん?
永瀬  You
永瀬 You
ちょっと外行ってた
廉
そっか
永瀬  You
永瀬 You
もう布団入る?
帰ってくると、

おにぃは机のイスに座って、

スマホをいじっていた。







時刻は、午後11時



そろそろ布団に入ってもいい頃だ。





廉
そうやな




布団では、私が壁側。



おにぃが、その反対だが、

理由は、私がベットから落ちるからだ。









私達は、布団に入って、

手を繋いだ。





永瀬  You
永瀬 You
ねぇおにぃ、7年前のこの日お父さんは、ちゃんと寝たよね?
廉
分からない。
俺らと部屋は別だったからな
永瀬  You
永瀬 You
でも私とおにぃで、12時ぐらいに、
トイレに行ったでしょ?
永瀬  You
永瀬 You
その時、もう部屋の電気、
全部消えてたよね?
廉
そういえば、そうやな…
廉
じゃあやっぱり、犯人が入ってきたのは、12時過ぎてからか…
永瀬  You
永瀬 You
そういえば、どこから入ってきたんだろう…?
廉
ドアの鍵は閉まってたで
廉
だから、恐らく窓や
永瀬  You
永瀬 You
音した?
廉
いいや、気づかなかった
永瀬  You
永瀬 You
だよね…
永瀬  You
永瀬 You
犯人まだ捕まらないって、
おかしいよね…
廉
証言者になるはずだった母さんが、
死んだからな…
廉
当時9歳の俺らじゃ、何を言っても、ほとんど信用されないんや
永瀬  You
永瀬 You
おにぃ、いつか私達で、
犯人見つけよう…?
廉
そうやな……




あの時、午後10時には、

私達双子は、寝ていた。




そして、午前0時


私がトイレに行きたくなり、

おにぃを連れて、一緒にトイレに行った。




その時の、時刻が0時なのは、

ベットの上に置いてあった時計で、

確認してるから、間違いない。





そして、部屋の電気は、

確実に全て消えていた。




だから、この後に、

何者かが入ってきたとみて、

間違いないはずだ。



家の鍵は、朝閉まっていたし、

恐らく閉まっていただろう。



だが、窓の鍵が開いてた事から、

恐らく窓からの侵入だと考える。









でもそうすると、不可解な点が、

いくつかある。






永瀬  You
永瀬 You
ねぇ、犯人が入ってきたのは、
1階の窓からでしょ?
廉
恐らくな
永瀬  You
永瀬 You
そしたら、私達と、お母さんお父さんが寝てたのは、2階
永瀬  You
永瀬 You
何で、そんなに物音しなかったの?
永瀬  You
永瀬 You
それに、変だよ
永瀬  You
永瀬 You
お父さんの、死体があったのは、1階
永瀬  You
永瀬 You
お父さんとお母さんは一緒に寝てた
永瀬  You
永瀬 You
何でお母さんは気づかなかったの?
永瀬  You
永瀬 You
犯人は、何でお母さんを殺さなかったの?
永瀬  You
永瀬 You
それに、その隣の部屋で寝てた、
私達も
永瀬  You
永瀬 You
犯人の狙いは、お父さんだけ?
永瀬  You
永瀬 You
あんなに人望があったお父さんが、
知り合いに殺される訳ない!
廉
あなた、俺もそれに気づいた時は、
本当に不思議だったんや
廉
この事件は、不可解な事が、
多すぎるねん
廉
それに、父さんが叫び声をあげたって、不思議じゃない
廉
でも、隣の部屋にいた俺らでも、父さんの叫び声は、一切聞こえなかった
永瀬  You
永瀬 You
おにぃ、いつから気づいてたの?
廉
一昨年ぐらいや
廉
だから、この事件は、あんまり深く考えない方がええ
廉
考えた末、傷つくのは結局俺らや
永瀬  You
永瀬 You
うん…



考えれば考える程、

謎に満ちていく、この事件。



7年前、何があったのかを知るものは、

犯人と、父親だけなのだ。




だが、その父親は、

既にこの世に居ない。



そして、犯人は…

まだどこかに、居るのだろうか…?





それもまた、誰にも分からない。