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第197話

197話 憶測




絶対無理してるよ…


少し休んだ方がいいんじゃない?












有名になって、Twitterを見ると、

そんな声を見かけることが増えた。











無理してる。



そう。その通りなんだ。



今までなら、こんなの無理なんだ。












でもそれで

お母さんのことを考えないで済むなら、

それでいい。




だって元気なんだもん…



いいじゃん、それで…














本当にいいのかな…







永瀬  You
永瀬 You
(何考えてんだろ…)





パンッと頬を叩いて、頭を切り替える。




8月も中旬を過ぎ、もう下旬だ。



暑さで頭がやられている。






とはいっても、かなり元気である。




永瀬  You
永瀬 You
うん、大丈夫だよな〜
廉
随分でかい独り言やな‪w
永瀬  You
永瀬 You
えっ?
廉
ん?
永瀬  You
永瀬 You
何でここに居るの?
廉
暇だったから来ただけやで
永瀬  You
永瀬 You
えっ?
永瀬  You
永瀬 You
仕事じゃなかったっけ?
廉
あ〜、早めに終わったんよ
廉
雨降ってきちゃったから、
また明日ってことで
永瀬  You
永瀬 You
そうなの?なら、明日は忙しいね
廉
まぁな〜、ありがたいことやけどな
永瀬  You
永瀬 You
うん。そうだね
永瀬  You
永瀬 You
本当にありがたいよ
廉
体調管理は気をつけないとな?
永瀬  You
永瀬 You
また心配されてる?
廉
常に心配。色々と
永瀬  You
永瀬 You
おにぃは、過保護すぎるんだよ
永瀬  You
永瀬 You
双子だからね?
永瀬  You
永瀬 You
同い年だから
廉
同い年でも、妹は妹
永瀬  You
永瀬 You
まぁ、いいや‪w


廉side


確かにあなたは、

最近、とても元気だ。



毎日笑ってるし、

一時期とは、本当に真反対。













でも、本当に大丈夫なんだろうか?





4ヶ月前、結局何があったのか、

俺にはよく分からない。




度々嘘ついてるのは、分かってはいたが、

俺もあなたに隠してることがある為、

簡単に聞くことも出来ないし…




いつからこんな、

嘘をついて、騙し合うような

関係になったのだろうか…




あなたが黙ってバイトをしていたところから…?




いや、あなたのせいにするのも

どうなのだろうか…










そう考えると、

俺が記憶を失った時から、

徐々に壊れていってる気がする。




俺が記憶を失っていた時に、

何があったのか…



俺は、あの間の記憶が曖昧だ。













俺が記憶を失う前、

俺達は、犯人を探そうという話をしていた。




『時効まで、あと3年しかない』


『だから、犯人を早く見つけないと』




それに俺は反発して、喧嘩をした……




その結果、俺が記憶を失った。













だとしたら、あなたは

犯人の正体を探していたはず。









もしかして…

犯人の正体が分かっているのか…?







なら、何で俺にその事を言わない?






犯人が、分かっていないから?












いや違う。



あなたに限って、そんな訳が無い。









分からなかったからって、

あんなに体調を崩す訳が無い。












あなたは、犯人が分かっている。




しかも……恐らくその犯人と会っている…



4ヶ月前のあの誘拐事件は、

その犯人とのことが絡んでる……はず。



じゃなきゃ、そんな時期に誘拐なんか、

されないはずだ…














永瀬  You
永瀬 You
ねぇ!おにぃってば!
廉
あっ、なんやっけ?
永瀬  You
永瀬 You
もう、だから雑誌の表紙決まったの!
永瀬  You
永瀬 You
凄いでしょ?‪
廉
あぁ、凄いな…
永瀬  You
永瀬 You
ホント、おにぃこそ
疲れてんじゃないの?
永瀬  You
永瀬 You
だから私が作った、
青汁飲ませようとしたのに…
廉
あぁ……遠慮しとくわ…




こんなくだらないことでも笑っているが、

この小さな体で、

あなたは何を溜め込んでいる…?





君は、一体何を考えているんだ?