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第279話

279話 自分達が出来ること
海人
海人
ちょっと待って!



海人がそう私達を止めたのは、

山を登り始めてすぐの事だった。




ジン
ジン
ん?どうしたの?
海人
海人
今俺らが行ったところで、きっとそのまま捕まって、元に戻るだけでしょ?
海人
海人
それなら紫耀達も呼んでから、
2人を救出した方がいいんじゃない?
海人
海人
玄さん達は、紫耀達も含めた作戦を
立ててた訳だし
ジン
ジン
あぁ〜…それもそうか…
ジン
ジン
人は多い方がいいしな
永瀬  You
永瀬 You
いや、そんな時間無いと思う
永瀬  You
永瀬 You
東京から軽井沢まで2時間はかかるんだから、2時間ここに留まってたら、どっちにしろ捕まる
海人
海人
……そっか…
海人
海人
でも、せっかくスマホも返ってきて、連絡が取れる状態なのに、何もしないのもね…
ジン
ジン
……警察に連絡するのは…
永瀬  You
永瀬 You
ダメ
永瀬  You
永瀬 You
まだ解決してないことがある
永瀬  You
永瀬 You
それに、言いたいこともある
永瀬  You
永瀬 You
直接、確かめないと…
永瀬  You
永瀬 You
警察っていう
フィルターを通した後じゃダメ
ジン
ジン
まぁ、やっぱりそうだよね
海人
海人
俺らが出来ることってある?
永瀬  You
永瀬 You
………これに関しては、多分無い
永瀬  You
永瀬 You
私が……言わなきゃいけないから…
永瀬  You
永瀬 You
でも、今2人を救出する件に関しては
出来ることしかないでしょ
永瀬  You
永瀬 You
元に戻ってもいいから、
私達に出来ることをしよう
永瀬  You
永瀬 You
目標は全員が無事に帰れること
永瀬  You
永瀬 You
時間はかかってもいいから、
皆で帰ろう?
ジン
ジン
うん‪w
海人
海人
だね!





作戦なんて考えてる時間は無いし、

何なら時間よりも、

私達に余裕が無くて、

焦っているのは間違いない。




それでも、誰も

“戻らない”

という選択肢は無かった。













2人の努力を無駄にするようで悪いけど、

これは私達の任務だから。




やらない訳には、いかないね…クスッ



























































その頃…



東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
(何が違う…?)




監視カメラの死角である、

木の上に登り、

あの人のことを監視していた。












やはり、どこか違和感があるのだ。







でも、よく分からない……







確かに、もう数ヶ月は

あの人に会っていないが、

何年も一緒に居て、監視してきた人だ。





それなのに、何故か分からない。






私は、その違和感に、モヤモヤしていた。