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第202話

202話 電話



あれから何時間が経ったのだろうか…?




苦しさで、まともに寝付けず、

咳き込んでは、吐いてを繰り返している。










そのせいなのか、

時間が経つのがやけに長く感じ、

地獄を見ているようだった。







そんな時…
























プルルルル プルルルル プルルルル…




永瀬  You
永瀬 You
…?


仕事先には既に連絡してある。




なら誰?



おにぃ?


紫耀?












ディスプレイを見ると、

その2人が書いてあるわけではなく、

知らない電話番号が書いてあった。






誰だろう?




そう思ったが、

今電話に出て、人と喋る元気は無い。






そう思い、私はそのまま切れるのを待った。













が、電話は一向に切れる気配が無く、

流石にうるさかった為、

仕方なく出ることにした。





永瀬  You
永瀬 You
もしもし…?
永瀬  You
永瀬 You
どちら様でしょうか?



余所よそ行きの声で、

風邪を引いてるのが、

バレないようにした。































お母さん
今年“も”トラウマ思い出して、
具合悪くしてる?‪w
永瀬  You
永瀬 You
ヒッ…!




その一瞬で、全てが怖くなった。







どうしてバレてるの…?


どうして、今この誰も居ない時に、

電話をかけてくるの…?





















何で、今年 “も” って分かるの…?










怖い…



殺しにくるかもしれない…













ツーツーツー







部屋に響くその音に、

また恐怖を感じた。







永瀬  You
永瀬 You
ハァハァハァ…ゴホッゴホッ…




頭がガンガンして、かち割れそうだ。



少し動くだけで、頭に響く。












助けて…



誰か…







息が…出来ない…












パニックで、おかしくなりそうだった。




空気が吸えなくて…

咳き込んで…



それは風邪のせいなのか、

もう意味が分からないし…




声も出せない…












そんな中でも、私はある人物に、

電話をかけていた。



ほとんど、無意識だった。



でも、助けて欲しかった…












永瀬  You
永瀬 You
(お願い…出て……)
永瀬  You
永瀬 You
紫耀…