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第155話

155話 感情の起伏
永瀬  You
永瀬 You
どういうこと…?



お母さんが居なくなったのを確認して、

私は安心したのと同時に、

また疑問が生まれた。






今のは、恐らく蘭さん。




声が蘭さんだったし、

お母さんも、“蘭”って言っていた。






でも蘭さんは、私の敵なのでは…?





いや、敵というか、

狙われていたというか…












なら、なぜ今、私を助けてくれたのか…?








というかそもそも、助けてくれたのだろうか…?






これも、何かにはめられてるのでは…?






永瀬  You
永瀬 You
もうッ…





こんなの、考えたってキリがない。






私は、あの軽井沢でのことを、

あまりよく、覚えていないのだから、

蘭さんが結局、どんな人なのか、

いまいちよく分からない。







でも、話の内容を聞く限り、

お母さんとグルらしい。



なら、やっぱり、

信用することは出来ない。





























ただ、それより今は……







永瀬  You
永瀬 You
グスッ……




色んな感情が、

涙になって溢れ出ていた。








お母さんが生きていた喜び、

でも、生き残っていた憎しみ。



それから、怒り、悲しみ、驚き…







今まで、色んなことがあったけど、

ここまでの感情の起伏は、

1度も経験したことが無い。













それに、そろそろ限界だった。












精神的にも体的にも、

もうずっと、壊れそうだった。




誰にも言えない中で、

“大丈夫”と言い続けて、辛かった。





でも、大丈夫と言ったのは私だし、

隠すのを選んだのも、私の意思。





だから、こんなことで

弱音なんか吐いちゃダメだって分かってる。





でも、もう限界なんだ。












それでも、隠していたことを後悔はしてない。






今、私は母親に殺されそうになっていて、

その原因は、犯人を知ってしまったから。






それをもし、おにぃに言ってしまっていたら、

いくらお母さんが、おにぃのことを好きでも、

おにぃまで、殺されていたかもしれない。






それに、蘭さんまでグルだったのなら、

油断なんて、これっぽっちも出来ない。






永瀬  You
永瀬 You
……………






これから私は、どうしたらいいのだろうか…