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第112話

112話 無駄な行動
プルルルル  プルルルル…


永瀬  You
永瀬 You
はい…
海人
海人
えっ?どうしたの?具合悪い?
永瀬  You
永瀬 You
大丈夫
海人
海人
で、来ないの?
永瀬  You
永瀬 You
……………
海人
海人
えっ?
海人
海人
紫耀が、気が向いたらあなた来るって言ってたから
永瀬  You
永瀬 You
気が向かなかった…
永瀬  You
永瀬 You
切るね
海人
海人
ちょっと待って!
海人
海人
犯人分かったんじゃないの?
海人
海人
廉に言わないの?
永瀬  You
永瀬 You
……………
永瀬  You
永瀬 You
何で犯人分かったの知ってるの…?
海人
海人
いや、犯人分かるって言ってたから、わざわざシェアハウスに来るとしたら、犯人分かったんだろうな〜
と思って
永瀬  You
永瀬 You
あぁ…
海人
海人
で、廉に言わなくていいの?
永瀬  You
永瀬 You
…………
永瀬  You
永瀬 You
分からない…
海人
海人
何が?
永瀬  You
永瀬 You
……………




海人は、まさか犯人が、

私達の母親だとは思ってないだろうな…





私達が、人殺しの子供だ…って知ったら、

皆、私達から離れていくのかな…






あぁ、死にたいな…






永瀬  You
永瀬 You
死にたい…
海人
海人
ちょ、あなた!?




つい、口に出てしまった。




永瀬  You
永瀬 You
もう疲れたよ…グスッ



必死に出した、SOSだった。




もう限界だった。








永瀬  You
永瀬 You
切るから



ツーツーツー







これ以上、話していたら、

もっと助けを求めてしまうから、

私は強制的に電話を切った。











そして私は、屋上に出る。






永瀬  You
永瀬 You
もう死にたいよ…グスッ




10月の夜。



少し冷たい風が吹く。











あのドラマが、お母さんの書いたものなら、

私達双子は、

今までずっとお母さんの手のひら上で、

躍さらされてただけ。





自分が本っ当に、バカバカしい…












端に立って、下を見る。



永瀬  You
永瀬 You
高いな…


ここから飛んだら、

100%死ぬだろうなって分かる。





でも、空飛べるかも…










そんな、アホな考えすらしてしまう、

自分が嫌だ。

















片足だけ、浮かせて出してみる。





死ねたら楽なのに…




もうこんなの辛いのに…










永瀬  You
永瀬 You
でも、死にたくないよ…



そんな感情が入り交じる…









結局私は、その場に座り、

足だけを外に出した。




永瀬  You
永瀬 You
…………何してんだろ




犯人が分かったら全て終わる。



そう思った。










でも、そこがスタートだった…








犯人が分からない時も、

何してんだろ…って思って、

犯人が分かってからも、

何してんだろ…と思う…






ずっと私は、無駄な行動をしてたんだな…